「コレクティブ・インパクト」に着目した支援を通じ、社会的インパクトの大きな課題解決を目指すことで、人のWell-beingの向上と「Well-being社会」の構築に貢献する
デロイト トーマツ グループの一般財団法人デロイト トーマツ ウェルビーイング財団(東京都千代田区、代表理事:吉川玄徳、以下DTWB)は、「Well-being社会」の構築に貢献することを目指し第1回助成先の公募を行い、このたびDTWB理事会における厳正な審査の結果、応募総数45件の中から3件の助成先を決定しました。また、助成先事業の推進・調整・けん引を行う役割の伴走者も社内外から募集し、助成先共同体への伴走者が決定しました(※)。2021年12月20日(月)に助成先となる共同体への助成金授与式を実施する予定です。
DTWB第1回助成先(3団体)
■助成先となる共同体名称:認定特定非営利活動法人ラーニング・プラネット(代表者:中原 健聡)
代表団体:認定特定非営利活動法人Teach For Japan(東京都、代表者:中原 健聡)
DTWBより助成する活動:東京都社会のWell-beingを実現するための学校づくり
■助成先となる共同体名称:認定特定非営利活動法人ReBit(東京都、代表者:藥師 実芳)
代表団体:同上
DTWBより助成する活動:東京都企業のダイバーシティ推進による、日本で働く人たちのWell-beingの実現
■助成先となる共同体名称:Inside-out Edu Project(代表者:宮城 依梨、石黒 和己)
代表団体:株式会社rokuyou(沖縄県、代表者:宮城 依梨)
特定非営利活動法人青春基地(東京都、代表者:石黒 和己)
DTWBより助成する活動:Well-beingを生成する場としての学校へのパラダイムシフト
〜Social Emotional LearningとGenerative Pedagogyを生かした
探究学習を通して〜
※助成対象先以外への伴走者については、マッチング面談を継続し実施しています。
※最終選考まで残った共同体(Finalist)、ならびに財団のマッチングにより新たに伴走者が決定した共同体について、今後デロイト トーマツ グループのWebサイトで紹介予定です。
第1回目となる今回の助成先公募は、人のWell-beingの向上に繋がる教育・スキル開発・就業機会創出を中心とした社会課題解決を担う事業を対象に、組織・企業・NGO・NPO等の複数の団体からなる共同体を助成先として公募しました。様々な人とひととが繋がり熱量・知・労働力を結集させることで、より社会的インパクトの大きな課題解決を目指す試み「コレクティブ・インパクト」に着目し、伴走者およびDTWBの助成が入ることで、その最大化を推進するものです。助成先の選定にあたっては、DTWBの設立趣旨ならびに活動内容との親和性、中長期での事業遂行力、社会的インパクトの創出可能性の3つの軸を重視しました。
デロイト トーマツ ウェルビーイング財団 代表理事 吉川 玄徳より
今回の公募実施にあたり、多くの方々にご関心をもっていただいたことに感謝いたします。45団体からの申し込みは熱気と覚悟に満ちたものであり、力を合わせてより大きな社会課題に挑みたいという強い意欲を感じさせるものばかりでした。我々が投げかけた、コレクティブ・インパクト、Well-beingという大きなワードに対し、応募者自らの活動が投影され、自分事としてこのプログラムを咀嚼いただいたことが、我々の活力になったことは間違いありません。今回の助成のみならず、継続される活動を通じて、助成先の皆様の活動が、Well-being社会構築への加速に繋がることを期待しています。
デロイト トーマツ グループは、自らが目指すべき社会像として「Well-being社会」を掲げています。DTWBは、その構築へ貢献することを目的に今年6月より活動しており、今後も寄付や助成事業、社会課題解決の実行等を通じて「Well-being社会」の実現を目指してまいります。
公募に関する詳細は以下リンク先を確認ください。
「コレクティブ・インパクトによる社会課題解決の推進」助成事業
https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/about-deloitte-japan/public-offering-for-collective-impact.html