未知のウイルスとの闘いに挑んだ2年の軌跡をつづった一冊
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号の乗客・乗員を開院前の岡崎医療センターに受け入れた日から丸2年を迎える2月19日、科学ジャーナリスト大岩ゆりさんが藤田医科大学(愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1番地98、学長:湯澤由紀夫)の新型コロナウイルスとの2年にわたる闘いを描いた書籍「最後の砦となれ 新型コロナから災害医療へ」が、中日新聞社出版部(本社:愛知県名古屋市)より出版されます。
藤田医科大学は2020年2月、政府からの要請で横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号の乗客・乗員計128名を、開院前の藤田医科大学岡崎医療センターで受け入れました。
この「最後の砦となれ」は、前代未聞の受け入れに始まった藤田医科大学の700日以上にわたる新型コロナとの闘いをつづった医療ドキュメンタリーです。科学ジャーナリストの大岩ゆりさんが、本学の医師や看護師、事務職員ほか、入院して治療を受けた患者さんや自治体職員など50人以上に聞き取りを行い、真実の記録として執筆しました。
◇第1章
ダイヤモンド・プリンセス号
◇第2章
手探りで迎えた第1波と第2波
◇第3章
怒涛の第3波と第4波
◇第4章
延べ35万人以上にワクチン接種
◇第5章
コロナ対応の経験をいかし研究
◇第6章
新型コロナウイルスから南海トラフ地震へ…
■発売日:2022年2月19日
■著 者:大岩ゆり
■価 格:本体1,500円+税
■サイズ:四六判256頁
■ISBN :978-4-8062-0790-0