京都・西陣の古い町家をアトリエに、大評判のお弁当を作る料理家の庄本彩美さん。彩り豊かなお弁当には美味しいご飯と移り変わる季節が詰まっています。

「お弁当で季節を感じてほしい」と話す庄本さん。彩り豊かなお弁当には、素材や調味料にこだわった美味しいご飯と、移り変わる季節を詰めこんでいます。イベントで販売すれば、あっという間に完売するほどの人気ぶり。季節感を大切にする庄本さんのお弁当の魅力を紹介します。



元は看護師だった庄本さん。京都の病院で働いていたときに、患者さんを通して“食”の大切さに目覚めたそうです。さらに、自身が体調を崩したこともあり、より一層、食に興味を持つようになりました。看護師を続けながら料理教室に通い、２０１８年、それまでの仕事を辞め、新たに料理の道に進みます。「円卓」の屋号で料理家として活動をスタート。「円卓」の名前の由来は家で使っている“ちゃぶ台”で、人々が円卓を囲むように、“食”をきっかけにいろいろな人が集まる場所にしたいという思いが込められています。


古い町家を改装したアトリエ「円卓」ではマルシェやワークショップなどを開催。農家を営むお祖母さんが様々な保存食を作るのを見て育った庄本さんは、定期的に保存食作りのワークショップ「手仕事の会」も開催しています。
　オーダーをメインに活動する庄本さんのもとには様々な注文が舞い込みます。京町家をリノベーションした宿からの依頼は「朝食弁当」。春を告げる食材を使い、京の季節を味わえるお弁当作りに挑む庄本さんに密着します。

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2月26日(土)午前11時～11時30分
ナレーション：佐々木蔵之介