直下型地震発生を想定した災害対策訓練を実施 学生消防団員が消防署でのレインジャー訓練に参加



近畿大学生物理工学部(和歌山県紀の川市)は、令和4年(2022年)11月4日(金)和歌山キャンパスにおいて、約500人の学生・教職員を対象に、直下型地震が発生したとの想定で避難訓練を行います。訓練に先立ち、和歌山県危機管理局職員による防災講座も開催します。また、近畿大学職員と学生で構成されている「紀の川市消防団本部近畿大学部」(通称:学生消防団)による避難誘導・放水訓練を実施します。その後、学生消防団員が那賀消防組合中消防署に場所を移動してレインジャー※ 訓練等に参加します。
※ レインジャーは、レンジャーと同義。





【本件のポイント】
●近畿大学和歌山キャンパスにて、直下型地震発生を想定した避難訓練を、学生消防団の避難誘導のもと実施
●本訓練を通じ、学生・教職員の防災意識の高揚を図り、非常時の対応力を強化
●学生消防団員等を対象に、和歌山県危機管理局職員による防災講座も実施

【本件の内容】
近畿大学生物理工学部では、11月5日の「世界津波の日」にあわせ、令和4年(2022年)11月4日(金)に、直下型地震の発生を想定した災害対策訓練を実施します。災害発生時の早期避難等の防災意識の高揚を図るため、学生消防団員等を対象に和歌山県危機管理局職員による防災講座も実施します。
和歌山県では、県内全域が、南海トラフ地震により著しい地震災害が生じるおそれのある「南海トラフ地震防災対策推進地域」に指定されており、キャンパスのある紀の川市には、中央構造線断層帯の一部である根来断層・桜池断層帯が走っています。本学部では、これまでに教職員、学生を対象にシェイクアウト訓練(地震発生直後の危険回避のための初期行動訓練)や避難訓練等を実施し、災害対策に取り組んできました。
また、令和元年(2019年)4月には学生・職員で地域の消防活動に貢献する消防団「紀の川市消防団本部近畿大学部」を結成し、地域の防災啓発活動に取り組んでいます。今回の訓練では学生消防団が避難誘導を行い、その後放水訓練を披露します。避難訓練終了後には、生物理工学部長補佐が訓練の講評を行います。
さらに令和4年(2022年)11月1日(火)から和歌山キャンパスにおいて、岩出警察署が熱海土石流災害等発生時・東日本大震災等発生時の活動記録に関する災害パネル展示を行います。

【実施概要】
<一部>
日時:令和4年(2022年)11月4日(金)11:00~13:00
場所:近畿大学和歌山キャンパス(生物理工学部)
   (和歌山県紀の川市西三谷930、JR阪和線「紀伊駅」からバスで約25分)
対象:学生及び教職員(警備員含む) 約500人
<二部>
日時:令和4年(2022年)11月4日(金)14:30~16:00
場所:那賀消防組合中消防署
   (和歌山県岩出市中迫154、JR和歌山線「岩出駅」から徒歩約20分)
対象:那賀消防組合中消防署救助隊 5人
   紀の川市消防団本部近畿大学部学生消防団 約10人

【訓練スケジュール】
今回の訓練は、中央構造線断層帯での直下型地震の発生により、和歌山キャンパスにおいて震度6強の揺れが約10秒間続き、建物周辺で火災が発生しているという想定で行います。
11:00 和歌山県危機管理局 川端 日向子主事、小坂 友貴主事による防災講座
    (学生消防団員等が対象)
12:10 地震発生(震度6強・約10秒間)
    守衛室から緊急地震速報、シェイクアウト、避難を学内にアナウンス
12:15 教職員及び学生の避難訓練、学生消防団員らによる避難誘導訓練
12:20 生物理工学部学部長補佐による講評
12:30 学生消防団員らによる放水訓練披露
14:30 学生消防団員らが那賀消防組合中消防署に移動し、レインジャー訓練、ロープ結束訓練等を救助隊員指導のもと実施

【関連リンク】
生物理工学部
https://www.kindai.ac.jp/bost/

▼本件に関する問い合わせ先
広報室
住所:〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1
TEL:06‐4307‐3007
FAX:06‐6727‐5288
メール:koho@kindai.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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組織名
近畿大学
ホームページ
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代表者
松村 到
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非上場
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