神田外語大学(千葉市美浜区/学長 宮内孝久)外国語学部国際コミュニケーション学科の豊田聡准教授のゼミ学生団体「へあん(※1)」は、「幕張の浜」で拾った海洋プラスチックを使用したサステナブルアクセサリーを制作・販売しています。制作したアクセサリーは、ゼミ内での対面やInstagramでのダイレクトメッセージを用いて販売されています。また、12月10日(土)~11日(日)に開催される「マクハリハンドメイドフェスタ2022」では、唯一の大学生団体として出店し、12月22日(木)にはゼミ内での活動報告も予定しています。本活動を通して、「ビーチクリーン・プラスチックごみへの注目」を高め、SDGs目標12(つくる責任つかう責任)や14(海の豊かさを守ろう)の啓蒙に寄与することを目指します。
※1 へあん:本企画においての活動場所である「海岸」を団体名にした(韓国語)。
<企画背景>
豊田聡准教授のゼミ学生たちが、「幕張の浜」のビーチクリーンの経験からプラスチックごみの多さを実感。通常のビーチクリーンでは拾いきれない小さなプラスチックごみが溜まっているのを知りました。
そこで、小さなプラスチックごみを使った商品を製作・販売することで「ビーチクリーン・プラスチックごみへの注目」を高め、SDGs目標12(つくる責任つかう責任)や14(海の豊かさを守ろう)の啓蒙に寄与することを目的に、本活動が企画されました。
<前期の活動成果>
5月上旬 企画書作成
5月中旬 ビーチクリーン・素材集め
6月中旬 試作品製作・Instagram開始
7月上旬 販売用商品製作、ゼミ内販売開始
※今回の模擬経営では利益を目的としていませんが、収益から費用を差し引いた黒字が計上できた場合は、後継学生の活動資金などに充当します。
<後期の活動予定>
■ マクハリハンドメイドフェスタ2022
12月10日(土)~11日(日)に開催される「マクハリハンドメイドフェスタ2022」に唯一の大学生団体として出店します。季節に合わせたデザインのイヤリング、ピアス、リングなどのアクセサリーを販売予定です(料金未定)。
内 容:クリエイターによるハンドメイド作品の展示・販売・ワークショップなど
日 時:12月10日(土) 11:00-17:30(最終入場 17:00)
12月11日(日) 10:00-16:30(最終入場 16:00)
会 場:幕張メッセ国際展示場 ホール7・8(へあんの出店ブースはMA25)
※会場内マップ:
https://www.m-handmade.jp/pdf/MHF2022_map.pdf
出展ブース:約1,000ブース 予定(2日間合計)
入場料:当日券 800円 前売券 700円 小学生以下無料
主 催:マクハリハンドメイドフェスタ実行委員会(幕張メッセ、ベイエフエム)
■ 活動報告会
12月22日(木)にはゼミ内での活動報告を予定しています。
内 容:これまでの活動成果を報告
日 時:12月22日(木)4限(14:40~16:20)
場 所:神田外語大学
<ゼミ生よりコメント(一部抜粋)>
■ 中島悠里さん(外国語学部 国際コミュニケーション学科 国際ビジネスキャリア専攻 4年)
卒業した先輩と続けていたビーチクリーン活動を、発展的に引き継ぐ方法を考えていました。私たちの力でプラスチックを魅力的に作り替えるために何ができるか考え、趣味であったアクセサリーづくりとの結び付けを着想しました。対面販売と通信販売を通して私たちの活動と作品が購入した方に届いた時は、特に嬉しかったです。私たちの活動に賛同し、共同作業を惜しまなかった仲間と協力者の皆様に感謝しています。今後、私たちの活動が、海洋プラスチック問題を皆さんに知ってもらう入り口になれるよう、さらに力を入れていきたいと思います。
■ 今井遥香さん(外国語学部 国際コミュニケーション学科 国際ビジネスキャリア専攻 4年
海への貢献としてはわずかかもしれませんが、私たちの心はそれ以上に洗われました。行動することで、地域のボランティア活動団体や購入者の激励をいただくことができ、主体的に社会への仲間入りができた気がします。とあるゼミのメンバーに完成したアクセサリーを見せたところ、「海に落ちているごみがこんなに可愛いものになるんですね!」と言ってくれました。そこから私たちが開催したビーチクリーンに積極的に参加してくれるようになりました。私たちが目指す、可愛いものを通して海洋プラスチック問題に興味を持つ人を増やすことが叶い、とても嬉しく思いました。首都圏最大級のマクハリハンドメイドフェスタ出店が叶い、来場者からいただける評判のほどを楽しみにしています。
<「研究演習(ゼミ)」(経営学・産業研究)担当教員 豊田聡准教授よりコメント>
環境を思う気持ちと、事業のしくみを体験的に理解したいという熱意がひとつになった、大学生らしい実践研究へと結実し、本邦最大級のハンドメイド展からも認めていただきました。
取り組んだ商品デザインもソーシャルネットワーキングも、ともにクオリティが高く、この世代のセンスと実行力を証明する代表的な成果のひとつとして、逆に多くを学ばせていただきました。
<参 考>
【神田外語大学HP】
https://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/
【へあんInstagram】
https://www.instagram.com/haean_pla_acc/
【マクハリハンドメイドフェスタ2022 HP】
https://www.m-handmade.jp/
【「くいラジ!音声メディア効果検証プロジェクト」】
https://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/news/213555/
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人佐野学園(神田外語グループ) グループコミュニケーション部
三上山 雄亮
住所:東京都千代田区内神田2-13-13
TEL: 03-3258-5837
FAX:03-5298-4123
メール:media@kandagaigo.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/