開催日:令和5年3月11日(土)11:00~
場 所:無印良品 自由が丘・無印良品 ヨークタウン郡山桑野
立春の候、皆様におかれましてはますます御健勝のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
この度、「学生のキャリアップ」と「産地の成長」を主な目的として実施している「農大会津プロジェクト」は開始から5年目を迎えました。
福島県会津地域の様々な企業や、事業の趣旨に賛同いただいた協力企業の方々と様々な活動を行ってきましたが、2011年の東日本大震災から12年目を目前に控え、当時の記憶や教訓が薄れ、震災の風化が懸念される中、本プロジェクトの大きな柱の1つである「福島県の復興と成長」を体現した商品である「非常食」の試作品が完成しました。福島県の特産品である「会津産コシヒカリ」と東京農業大学が立地する東京都世田谷区の地野菜である「大蔵大根」を原料にしたフリーズドライタイプの炊き込みご飯の非常食です。
今回、無印良品を展開する株式会社良品計画様のご協力のもと、3月11日(土)に福島県と東京都世田谷区の両店舗(郡山桑野店、自由が丘店)でお披露目イベントを行う事になりました。東京農業大学の学生達が店頭に立ち、来店される方々へ商品説明とアンケートを取りながら試作品を手渡し、ご帰宅後、試食とその感想を添付したQRコードを通したWebアンケートにて回答いただく予定です。
東日本大震災発生の際には、両地域とも大きな影響を受けました。福島県内は言うに及ばず、世田谷区でも帰宅困難者や計画停電、物資不足等が発生しております。離れた地域であっても、防災意識の再確認や遠隔型連携、そして何より、地元食材の有効活用という面においても、様々な想いを想起させる機会になると考えています。ご多忙中とは存じますが、取材方お願いできれば幸いです。よろしくお願いいたします。
東京農業大学 国際食農科学科 食農文化・政策研究室
東京農業大学総研研究会バイオビジネス部会
Aizu-switch 合同会社
東京農業大学 国際食農科学科 食農文化・政策研究室について
日本を中心に世界中の多様な地域が伝統的に育んできた食農文化を、人文・社会科学の幅広い学問領域から研究する。具体的には、多様な食農文化の変遷を歴史学の視点から理解し、その発展および継承を担ってきた農村などのコミュニティを社会学の視点から捉え、それらに関わるステークホルダーの行動を経済学の視点からの解明についてフィールドワークを中心に研究する。
農大会津プロジェクトについて
東京農業大学国際食農科学科の一期生が三学年に進学するにあたり、本学科が掲げるコンセプトに基づき、より実践的な学習体験ができないかという大学側からの提案と、風評払拭活動から脱却し通常業務を展開したい産地側の要望により立ち上がったプロジェクト。学生を産地側で受け入れ、会津地方というフィールドの中で、ワークショップを重ねながら商品を開発・販売し決済まで行うことで、双方の目的に合致した効果を達成することを目的とする。
【イベント開催店舗情報】
〇無印良品 自由が丘
住 所:〒1580083 東京都世田谷区奥沢5-26-9
電話番号:03-3723-4474
アクセス:東急東横線・東急大井町線「自由が丘駅」下車 南出口すぐ
営業時間:10:30~20:00
〇無印良品 ヨークタウン郡山桑野
住 所:〒9638025 福島県郡山市桑野4-3-4 ヨークタウン郡山桑野 2F
電話番号:024-983-0627
アクセス:郡山駅から車で10分 郡山ICから車で15分
営業時間:10:00~20:00
※両店舗とも、イベント開催は3月11日(土)11:00~
(無くなり次第終了、配布サンプル各店舗約500個ずつ)を予定しております。
【非常食画像】
【本件に関する問合せ先】
Aizu-switch 合同会社(農大会津プロジェクト事務局 (有)猪俣徳一商店)
担 当:猪俣 優樹 〒969-6543 福島県河沼郡会津坂下町字市中二番甲3590番地
電話番号:090-4121-7250 inomata@aizu-switch.com
東京農業大学 国際食農科学科 食農文化・政策研究室
東京農業大学総研研究会バイオビジネス部会
担 当 : 大久保 研治 〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1
電話番号:03-5477-2722 kuboken@nodai.ac.jp