・龍谷大学、近江麦酒株式会社、大津市上田上地区のコラボで、発泡酒『菜の花エール』を開発、ネット販売を開始
・酵母は農学部「微生物科学研究室」が滋賀県内で分離し育種を行ったものを使用
・地域の特産品である「菜の花漬け」を使用し、地域産業の活性化を図る
【本件の概要】
龍谷大学農学部「微生物科学研究室」(島 純教授【発酵醸造微生物リソース研究センター兼務】主宰)が滋賀県内で分離し育種を行った酵母と、大津市上田上地区の特産品である「菜の花漬け」を使用した発泡酒『菜の花エール』を3月14日(火)から販売いたします。
『菜の花エール』に使用されている「菜の花漬け」は、丁寧に摘んだ菜の花を塩だけで揉み込んだ古漬けです。地域の方に教えていただきながら、農学部生も菜の花の栽培から取り組んでいます。
3月14日(火)から近江麦酒オンラインショップで販売予約(3月下旬発送)を開始し、3月19日(日)に開催する「菜の花フェスティバル」(開催場所:大津市牧2丁目6-18 ふぁーむ牧前広場)でもお買い求めいただけます。
【販売情報】
商品名:菜の花エール
価格:1本770円(税込)
内容量:1本330ml
販売開始日:3月14日(火)
販売場所:
菜の花フェスティバル3月19日(日)
近江麦酒オンラインショップ
https://omibeer.shop
■島 純教授(植物生命科学科、微生物科学研究室)コメント
農学部では、発酵醸造に関する研究・教育を行っています。『菜の花エール』の醸造に使用した酵母は、卒業研究において、学生が分離した酵母です。さらに、試験管内進化という方法でビール醸造に適するように育種しました。農場が設置されている大津市上田上地区の特産品である菜の花漬けの風味を近江麦酒さんが上手に組み合わせて下さいました。風味豊かなお酒をお楽しみ下さい。
■学生コメント
私たちは菜の花の栽培を通して、地域の方との関係を築きながら、菜の花の栽培方法だけでなく、菜の花漬けの作り方や地域の文化・伝統について学んでいます。今回、自分たちが関わっている『菜の花エール』が販売されることで、大津市上田上地区の魅力をより多くの人に知ってもらえるきっかけとなることを願っています。
問い合わせ先:農学部教務課 Tel 077-599-5601 E-Mail agr@ad.ryukoku.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/