フェリス女学院大学(横浜市泉区 学長:荒井真)は、2023年4月に「ジェンダースタディーズセンター」を開設した。これは、同大の女子教育の成果を広く社会に発信する拠点として、さまざまな活動を通じてジェンダー平等と性の多様性を尊重する社会の実現に貢献することを目的とした組織。大学グランドデザイン『Ferris Univ. 2030』に人材養成目的として掲げる「新しい時代を切り拓く女性」を育成するために、学生自身が自らの生き方を考え、自立した女性として社会に参画できるようなジェンダー教育およびキャリア教育を実施していく。
ジェンダースタディーズセンターでは、フェリス女学院大学の教育研究における、ジェンダー平等の観点からの一層の充実を図るために、次のような活動を行う。
●センターの主な活動
(1)ジェンダー教育
日本で最も古い歴史を持つ近代的女子教育機関の伝統を活かしつつ、最先端のジェンダー教育を実施することで、社会で活躍しリーダーシップを発揮できる女性人材を育成する。
(2)ジェンダー研究の推進とその発信
大学内におけるジェンダー研究を推進するとともに、国内外のジェンダーに関する研究のネットワークを構築するための拠点とする。また、そうした研究を通じて女子大の意義を社会に発信する。
(3)卒業後の生涯にわたるキャリア支援
多様なライススタイルと多様性を認め合う社会を実現するため、生涯にわたって女性がさまざまなステージでキャリアを形成できるキャリア教育を実施する。
●副専攻「ジェンダーとキャリア」における実践的な学びの支援
同大では2023年度から、学部学科の枠を超えた全学的な教育体制でカリキュラムを整備し、学生の主体的な学びを支援する「副専攻制度」がスタートした。
副専攻の一つである「ジェンダーとキャリア」では、「ジェンダースタディーズセンター」の活動と連携してジェンダーに関する教育を体系的に展開する。同副専攻では、専門的知識の涵養を目指す「ジェンダー・スタディーズ・コース」に加え、それらの学びをキャリアプランへとつなげる「ジェンダー・キャリア・コース」の2つのコースを設置し、専門的かつ実践的なジェンダー教育を提供。学生が、卒業後のキャリア形成においてジェンダーの知見を活用できるような実践的な学びを展開する。
ジェンダースタディーズセンターは今後、同大の女子教育の成果を広く社会に発信する拠点として、さまざまな活動を通じて、ジェンダー平等と性の多様性を尊重する社会の実現に貢献していく。
《参考》
●フェリス女学院大学ジェンダースタディーズセンター
https://www.ferris.ac.jp/life/gender-studies-center/
●「ジェンダースタディーズセンター」関連の活動
ワークショップ「ジェンダーの視点からキャリアを考えよう!」を開催しました!
https://magazine.ferris.ac.jp/20230320/17853/
国際女性デーによせて ~ジェンダー平等社会の実現を~
https://magazine.ferris.ac.jp/20230308/17802/
''私たちの''ジェンダースタディーズセンターをつくりたい!
https://magazine.ferris.ac.jp/20230123/17551/
▼本件に関する問い合わせ先
企画・広報課
植村・粟原・敦賀
住所:〒245-8650 横浜市泉区緑園4-5-3
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https://www.u-presscenter.jp/