5月25日(木)、農大三高は生徒会企画による「全員参加型体育祭」を実施しました。
東京農業大学第三高等学校(所在地:埼玉県東松山市)は、2023年5月25日(木)に、隣接する東松山陸上競技場にて体育祭を実施しました。
【本件のポイント】
・コロナ渦明けで大盛り上がり!生徒会会長・副会長の想いが詰まった「全員参加型体育祭」。
・農大といえば大根!大根を1本そのままバトンとする、農三名物「大根リレー」
【全員参加型体育祭】
農大三高では、総勢60名以上の生徒会が中心となって、体育祭等の行事の企画から運営までを行っています。今年度の体育祭では、生徒会の案で競技種目が追加されました。昨年度はコロナ渦のため制限が多く、4種目しか実施することができなかったため、競技に参加できない生徒が出てしまう状況だったからです。
そこで今年度は、全員が体育祭を楽しみ、更に盛り上がる体育祭にしたいという想いのもと、全員参加種目として「大玉送り」、「玉入れ」を新たに取り入れ、毎年実施している障害物競走に、「パン食い」と「リム転がし」を追加しました。どの競技でも歓声や応援の声が響き渡り、生徒の輝かしい笑顔をあちこちで見る事ができました。
【農大三高名物「大根リレー」】
「大根リレー」は、基本女子3名、男子5名が1チームとなり、第2・5・7走者を女子、第1・3・4・6・8走者を男子が務めます。第1・3・5・7走者が大根を1本持ち、持っている大根すべてを次の走者に渡すため、第8・9走者は大根を4本も抱えて走ることになります。
なお、途中で大根が割れてしまった場合は失格という、ユニークなルールが設定されています。このルールは生徒会長によると「大根を大事にできない人に、農三生を名乗る資格はない」という生徒の心意気が込められているようです。とは言え、チームの勝利のため夢中で走った結果、大根を落として割ってしまう走者も多く、最後まで勝敗が分からないところもこの競技の魅力の一つとなっています。
昨年度までは、感染拡大防止のため大根を増やしていくという従来の形式で大根リレーができなかったこともあり、今年度はより一層の盛り上がりを見せました。
生徒会指導部長の萩原靖展先生は「生徒会が率先して頑張っていたので、先生はサポートに回ることができました。文化祭、球技大会等これからの行事の盛り上がりにも期待したいですね。」と笑顔を見せてくれました。今後の農大三高の行事はもちろん、生徒会の活躍にも注目していきたいと思います。
取材・撮影:学校法人東京農業大学 初等中等教育部(TEL:03-5477-2391)