認定NPO法人「世界の医療団」(本部:東京・港区 理事長:オスタン・ガエル)は、小学校中学年以上を対象にクイズなどを用いてわかりやすくアフリカ諸国とその困難な現状について学べるWEBコンテンツの開設を発表致します。
このWEBコンテンツは、家庭や学校などの学習の場で、保護者や教師がこどもと共にアフリカの現状について学ぶ機会を提供するもで、アフリカにおける国際協力・人道支援・医療支援についての理解を深めるためのものです。
世界の医療団では、国際NGOとして世界約80の国と地域で活動を行っています。中でもアフリカでは約20カ国で活動を実施しており、短期的な緊急支援だけでなく、現地の自立に重点を置いた多様な長期的支援活動を展開しています。今回、こども向けアフリカ活動紹介サイトの特設により、医療は誰もが受けられる権利であることなどを、子どもたちにもわかりやすく紹介して参ります。
また、このサイトでは、飢餓や貧困、医療が整備されていない現状などについて、ストリートチルドレンの少女や、手術を受ける子どもに関するお話を紹介することで、日本の子どもたちが自分たちの置かれている立場や現状との比較を通じて、国境を越えた人道支援に興味を持つよう工夫されています。お話は7月、8月にも順次追加される予定です。
夏休みの自由研究のテーマとして扱ってもらえるよう、サイトの各所には、子どもたちが自分たちで興味を持って調査できる「いっしょに考えてみよう!」という問題提起もなされています。
(このWEBサイトはPanasonic NPOサポート ファンド for アフリカの助成事業です。)
■ウェブページタイトル:世界を治すお医者さん ~アフリカ編~
■ウェブサイトURL:
http://www.mdm.or.jp/africa
■サイト公開日:2014年6月20日(金)
<お問い合わせ先>
報道関係の方: 世界の医療団 広報・片岡英彦 メール: kataoka@mdm.or.jp
申込方法: 社名、媒体名、お名前、取材人数、ご連絡先をメールにてお送りください。電話:03-3585-6436
世界の医療団について
1980年にフランスで設立。現在は14ヶ国に事務局組織を持つ国際ネットワークです。2010年は約80の国と地域で350ものミッションを展開しました。医療・保健衛生分野の専門家ボランティアが中心となり、国籍、人種、民族、思想、宗教などのあらゆる壁を越えて、世界で最も弱い立場にある人々に支援の手をさしのべる活動をしています。世界の医療団 日本の設立は、1995年阪神・淡路大震災の際、フランスから緊急支援に駆けつけたことが契機となっています。