乃村工藝社は基本構想、デザイン・設計、デザイン監修、施工を担当しました
乃村工藝社は、5月30日(木)に大阪市浪速区のなんばパークス8階に開業する、インバウンド向け・相撲エンタテインメントショーホール「THE SUMO HALL 日楽座 OSAKA」の基本構想、デザイン・設計、デザイン監修、施工を担当。事業化に向けプロジェクト初期段階から参画し、お客さまのパートナーとして空間づくりをお手伝いしました。
「THE SUMO HALL 日楽座 OSAKA」は、株式会社阪神コンテンツリンク様のインバウンド向け事業の一環です。訪日外国人にも人気のある「相撲」の文化や魅力に触れる機会を創出する施設として誕生しました。元力士による圧倒的な迫力の相撲ショーを、食事と共に楽しめる常設エンタテイメントレストランとして、全編英語で毎日上演。ハリウッド映画出演者や、Netflix話題ドラマ「サンクチュアリ -聖域-」出演者をはじめ、現在も研鑽を重ねている元力士たちがパフォーマンスを披露します。また実際に土俵(ステージ)に上がって元力士との取り組み体験や記念撮影も楽しめます。
空間では実寸大の土俵をはじめ、相撲文化や日本の伝統的なエレメントと色彩を随所に散りばめることで、本物らしさを表現。相撲の取り組みと音・照明・映像がリンクする現代的な演出との対比で、さらなる高揚感へと導きます。デザインにより日本文化の魅力発信と唯一無二の体験性の融合という提供価値を最大化しています。
これからも、当社はスポーツ・エンタテインメント空間を通し、いま、ここでしか味わえない感動的な観戦体験を提供してまいります。
レストランゾーンはスタジアム形式。オリジナルデザインの御幕と、高さ60cm・一辺6mという実寸大の土俵が存在感を放つ。土俵の藁など細部にもこだわった。観客はショーアップされた取り組みを間近で堪能できる。
元力士によるショーは、英語での相撲の文化・歴史やルール解説、気迫あふれる取り組み・ぶつかり稽古が行われる。最後に、観客自身も土俵に上がり、取り組みが体験可能。(参加人数限りあり)
ショップ
プロジェクト担当者
2020年コロナ禍に構想がスタート、お客様の新たな挑戦に当社も伴走し続け、4年かけて本日オープンを迎えました。本施設では元チャペルのリノベーション及び業態変更を感じさせない工夫も必要でしたが、今後ますますインバウンドを見据えたリノベーションや日本文化の体験型エンターテイメントの需要が高まると推測されます。当社も本経験を活かし、今後の展開も貢献していきたいと思います。本施設が世界に発信され、相撲文化のさらなる拡がりを願います。
施設概要
施設名 : THE SUMO HALL 日楽座 OSAKA(ザ・スモウホール ヒラクザ オオサカ)
オープン日 : 2024年5月30日(木)
所在地 : なんばパークス 8階(大阪市浪速区難波中2-10-70)
開館時間 : 11:00~23:00(11:00~17:00はスーベニアショップのみの営業)
パフォーマンス : 各日2公演(1)18:00開演(17:00開場)(2)21:00開演(20:00開場)
※1日1回公演の日は、19:00開演(18:00開場)
※パフォーマンスの上演は約60分
休館日 : 毎週火曜日及び年末年始(12/31・1/1)※繁忙期は火曜日も営業
料金 : S席・16,000円 A席・12,500円(こども9,000円)B席・9,500円(こども7,000円)
※「日楽座弁当」、「日楽座こども弁当」または「日楽座スナックバッグ」と1ドリンク付き。
公式ホームページ :
https://www.hirakuza.net/sumohall/