株式会社医学書院(所在地:東京都文京区、代表取締役社長:金原 俊)は、書籍『組織の力学 パワーを掌る ―成功し続けるための組織行動論(看護管理まなびラボBOOKS)』(著:髙岡明日香)を2024年10月1日(火) に発売いたします。
さらに、刊行記念の無料オンラインセミナーを発売日当日10月1日(火)19:00~20:00に開催します。
◆組織の中で、さまざまな対人関係の課題を乗り越え、効果的に影響力を発揮するためには、何を考え、どう行動すればよいのでしょうか?
- 長年コンサルティングファームで経験を積み、現在はジョージ・ワシントン大学客員研究員を務め、グロービス経営大学院でも教鞭を執る髙岡明日香氏が、その答えを本書『パワーを掌る』の中で明らかにします。
- 本書では、「組織の力学を適切にマネージしながら、個人の強みを発揮し、周囲に影響力を行使する方法」を解説します。「パワー(権力)で圧力をかける」というネガティブなイメージではなく、健全かつ効果的なパワーの使い方を学び、組織の中で成功を持続させるために必要なスキルを身につけられます。
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なぜ、優秀な人物が「成功し続ける」ことができないのか?
- それまで順調なキャリアを歩んでいた人が、ある日突然、「脱線」してしまう。その原因を深堀りし、持続的な成功を妨げる要因を明らかにします。
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組織に存在するさまざまなパワーの正体をひも解く!
- 「成功し続ける」ためには、組織内に存在するパワーの正体を理解することが不可欠です。組織において、どのような力学が働いているのかを明らかにします。
◆自身のパワーを適切に行使、増強する方法とは?
- 古今の主なリーダーシップ理論を概観した上で、「ボス(上司)・マネジメント」「部下マネジメント」「コンフリクト・マネジメント」など、具体的な手法を紹介します。
また、自身のパワーを増強し、「未来の最高の自分」を叶えるための自己変容の方法も紹介します。
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適切なパワーの委譲の方法とは? 次世代リーダーの選び方
- リーダーの交代による組織の成功・失敗例を交えながら、適切な後継者を選び、パワーを手放すための具体策を提案します。
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目次
- 第1部 パワーの理論
脱線研究|人が動かされるメカニズム|パワーの源泉|組織で生じるさまざまなパワー 研究の変遷|不健全なパワー
- 第2部 リーダーシップ理論
リーダーシップ理論の変遷|倫理的なリーダーシップ|ナルシシスティック・リーダーシップ|女性リーダーが避けるべき、とるべきリーダーシップスタイル|レベル5・リーダーシップ
- 第3部 パワーの行使
影響力の武器|ボス・マネジメント|部下マネジメント|コンフリクト・マネジメント|自己変容[基本編]――リーダーシップ・タイムラインアプローチ|自己変容[応用編]――夢を叶える最後の手段:変革を阻む免疫機能
- 第4部 パワーの委譲
後継者計画|後継者計画のプロセス|後継者計画のケーススタディ|パワーを手放す
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著者情報
髙岡明日香 (たかおか あすか)
グロービス経営大学院教授
ジョージ・ワシントン大学客員研究員
Bancho Board Advisory 株式会社代表取締役
博士(経営)。一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 博士後期課程修了(DBA)。一橋大学大学院 国際企業戦略研究科修了(MBA)。
MBA 取得後、マッキンゼー・アンド・カンパニー(東京・フランクフルト支社)にて戦略案件を担当した後に、人事コンサルティング、特に社長指名に従事(ロンドン・東京支社)。タワーズワトソン株式会社アセスメント事業のアジア責任者を務める。
現在は、米国ジョージ・ワシントン大学にて、コーポレート・ガバナンス、企業不祥事、企業倫理について研究を行う(Visiting Scholar)傍ら、グロービス経営大学院にて教鞭を執る(教授)。
◆書誌情報
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刊行記念オンラインセミナー