福井工業大学附属福井中学校・福井高等学校を設置する学校法人金井学園は、令和4年度から吉本興業株式会社と包括連携協定を締結しており、日頃の教育とは異なる視点から発想力や表現力を高め、より豊かな人間性を育むさまざまな取り組みを行っています。
今回はその一環として、学校祭で、生徒たちが吉本興業のお笑い芸人やスタッフと一緒に舞台を作り上げ、プロの表現力や裏方の仕事をじかに学びました。
学校祭の特設ステージでは、吉本新喜劇メンバーのコテコテの大阪弁が飛び交うドタバタ劇に、福井弁の生徒と教員たちがまざり、会場は爆笑の渦に包まれました。音響や照明などの舞台製作には総勢57人が携わり、プロの芸人や裏方のスタッフと1時間のステージを作り上げました。
お笑いの絶妙な間や見せ方などの技を間近で学んだステージは大成功に終わり、ステージを終えた生徒からは「めちゃくちゃ緊張した。でも、やってみるともっとできるぞという感じで、結構自信がついた。大成功を収めたので良かった」「体中に血が回っている感じ。何か芽生えた気がする」と手ごたえを感じ、裏方の生徒も「一生の思い出になった」と、それぞれの立場で興奮冷めやらぬ状態でした。本番の舞台を肌で感じることで、生徒たちのキャリア教育の一環としても生きた授業が展開できました。
また、中学校の体育祭で行う新競技を、中学3年生12名が吉本興業のお笑い芸人と一緒に考案しました。5月にプロジェクトチームを立ち上げ、週1回のミーティングでは、吉本興業のspan!・チャイルドプリンス・ギャグ三兄弟・女と男・サバンナ八木さん・ミサイルマン西代さん・福井県住みます芸人の飯めしあがれこにおさんに参加していただくなど、多くの芸人さんからのアドバイスを参考に、競技をブラッシュアップしました。
当日は、バンビーノのお二人と飯めしあがれこにおさんが登場して、生徒たちと一緒に新競技を盛り上げてくださり、楽しい体育祭となりました。プロジェクトメンバーは「複雑な内容のゲームなので、ルールをどうやってみんなに伝えるかが一番難しかったが、実際にやってみて、競技する生徒も応援する生徒も盛り上がることができて良かった」と、満足げに振り返っていました。
当学園が設置する福井工業大学、福井県医療福祉専門学校、福井製菓専門学校でも吉本興業株式会社と連携した取り組みを行っており、BSよしもとでの「ロングコートダディのつるつるいっぱい学園」の放送や多彩な特別授業などを行っています。
▼本件に関する問い合わせ先
金井学園 総務部 広報課
住所:福井県福井市学園3丁目6-1
TEL:0776297871
メール:g-koho@fukui-ut.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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