アウディ ジャパン(本社:東京都品川区、ブランド ディレクター:マティアス シェーパース)は、プレミアム アッパーミディアムセグメントの究極のスポーツグレードAudi RS 6 Avant GTを発表しました。日本国内販売限定10台(ミトスブラックメタリック5台、クロノスグレーメタリック5台)のうち、クロノスグレーメタリック5台のオンライン販売を本日より開始します。尚、ミトスブラックメタリック5台については、今秋以降、順次販売店を通じて販売予定です。
オンライン販売モデル:Audi RS 6 Avant GT クロノスグレーメタリック 5台
オンライン販売期間:2024年10月3日(木)11:00から10月16日(水)10:00まで
オンライン特設ページURL:
https://www.audi.co.jp/jp/web/ja/special_offer/limited_edition/rs-6-avant-gt.html
抽選結果は、10月18日(金)に当選者に当選通知をEメールにてお送りします。
限定モデルAudi RS 6 Avant GTのアイディアは、2020年にquattro誕生40周年を記念した、ネッカーズルム工場の研修生グループによるプロジェクトRS 6 GTO conceptに遡ります。アウディの各部門で働いていた12人の研修生が、Audi Designのサポートを受けて、6か月間このプロジェクトに取り組み、1989年に登場した伝説的なAudi 90 quattro IMSA GTOレースカーからインスピレーションを得てRS 6 GTO conceptを製作しました。今回の限定モデルAudi RS 6 Avant GTは、このRS 6 GTO conceptを進化させた、世界限定660台のRS 6 Avantのトップ オブ トップモデルです。
Audi RS 6 Avantの頂点に立つモデル、最高出力630PS、最大トルク850Nmを発揮
Audi RS 6 Avant GTに搭載される4.0リッターV型8気筒TFSIツインターボエンジンは、最高出力463kW(630PS)、最大トルク850Nmを発揮。0-100km/h加速は3.3秒の俊足を誇ります。一方、48Vマイルドハイブリッドやエンジンの低負荷時に8つのシリンダーのうち4つのシリンダーを休止させるシリンダーオンデマンド(cod) を8 速ティプトロニックと組み合わせることにより、高性能と高効率を両立します。そのエンジンサウンドは、RSスポーツエキゾーストシステムによりトップモデルとしての存在感を主張します。
Audi RS 6 Avant GTは、スピードリミッターにより制限される最高速度は305 km/hまで高められています。この究極のハイパフォーマンスに対応して、ブレーキにはレッドキャリパーによるセラミックブレーキシステムを搭載しています。駆動方式はアウディの代名詞でもあるquattro四輪駆動です。セルフロッキング センターディファレンシャルは、エンジンの駆動力を通常フロント40%:リヤ60%の比率でリヤアクスル寄りに分配。路面状況に合わせて、より多くのトルクを自動的に適切なアクスルに伝えます。最大70%をフロントアクスルに、あるいは最大85%をリヤアクスルに配分することでドライビングダイナミクスが向上し、卓越したトラクションと優れた加速を実現します。このモデル専用チューニングのリヤスポーツディファレンシャルは、理想的なトルク配分を計算して、リヤホイールにアグレッシブかつ可変的に分配することで、コーナリングのハンドリング限界で、アンダーステアを軽減することができます。
Audi RS 6 Avant GTは、究極のスポーツグレードにふさわしく、RS 6 Avant GT専用のライトウェイトなアジャスタブルコイルオーバーサスペンションを初めて採用しました。このサスペンションは、RS 6 Avantと比較して車高を10mm低くしながら、優れたダイナミクスと快適性を完璧に融合しています。より高いスプリングレート、3段階に調整可能なダンパー、より硬いスタビライザー(フロントで30%、リヤで80%硬め)により、ボディのロールが減少し、ドライビングの楽しさが大幅に強化されています。
今回の限定モデルAudi RS 6 Avant GTは、RS 6 Avant performanceをベースにシリーズの頂点に君臨するモデルにふさわしく、内外装に数多くの特長的な装備を採用しています。エクステリアでは、ハイグロスブラックのシングルフレームグリルとエアインテークがワイド&ローの印象を高め、フロントエプロンの垂直ブレードやバンパーに統合された力強いフロントスプリッター等がシャープな外観を強調しています。また、Audi RS 6 Avant史上初めてルーフレールを廃止することにより、よりフラットでスポーティなシルエットを実現しました。さらに、RS 6 GT専用エクステリアである軽量化にも寄与するカーボン製のボンネット/バンパー/フェンダー、リヤディフューザー、印象的なパススルー 、モータースポーツからヒントを得たルーフエッジスポイラー(ダブルウイング)、そして、GTロゴが付くAudi Sportによるブラックメタリックポリッシュトの6アームデザイン10.5J x 22インチホイール等が、一見してRS 6 Avantのシリーズトップモデルであることを主張しています。カーボンパネルの多用等により、ベースモデルRS 6 Avant performanceと比較して40kgの軽量化を実現。専用ホイールに装着される285/30R22のハイパフォーマンスタイヤContinental Sport Contact 7は、乾いた路面と濡れた路面の両方で優れたグリップを提供すると同時に、高速でコーナリングする際のアンダーステアを抑制し、あらゆる速度域でより正確なハンドリングを実現するとともに、100km/hから停止するまでの制動距離を最大2m短縮します。
一方インテリアは、スポーティさを強調。身体をしっかりとホールドする機能性と上質なマテリアルが醸し出す質感が両立する、ダイナミカとレザーによるコンビネーションのRS 6 GTロゴ付きRSバケットシート、RS 6 GT デザインパッケージ、ディープブラックダイナミカのデコラティブパネル、フラットボトム ステアリングホイール等を特別装備として採用し、センターコンソールには限定モデルの証としてシリアルナンバー(製造番号)が刻印されています。さらにRS 6 Avant GT 専用のドアエントリーライト、フロアマット、レッドのシートベルトが、この特別なモデルの利便性ならびに所有する満足度を高めます。
ベーリンガーホフ工場における、最高レベルのものづくり
限定モデルAudi RS 6 Avant GTは、そのベースとなったRS 6 Avant performanceと異なり、ネッカーズルムの生産ラインのあと、ベーリンガーホフ工場でも組み立てが行われます。ネッカーズルムでボディの製造および塗装工程が終了した660台のモデルは、Audi R8、Audi e-tron GT quattro、Audi RS e-tron GTといったハイパフォーマンスモデルが少量生産されるベーリンガーホフ工場へと送られます。ネッカーズルム生産拠点の近くに位置するこの柔軟性の高いベーリンガーホフ拠点は、グループ内でもユニークな存在で、Audi RS 6 Avant GTの仕上げ工程に最適な条件が整っています。最終組み立て工程は、この特別な限定モデルのために設置された3か所のステーションで、7人の経験豊富な従業員によって行われます。各車両は、そこで丸一日かけて作業が行われ、すべてのGT専用装備は、世界限定660台のRS 6 Avant GTのために手作業で取り付けられます。これには、カーボンボンネット/フェンダー、ロッカーパネル、ダブルウイング、フロントおよびリヤエプロン、アジャスタブルコイルオーバーサスペンション等が含まれます。
ベーリンガーホフでは、ネットカーボンニュートラルな方法で生産が行われています。再生可能エネルギーによるグリーン電力と熱を使用しており、ベーリンガーホフのカーボンニュートラルの達成は、アウディブランドおよびネッカーズルム拠点の両方にとって重要な節目となりました。再生可能エネルギーだけでは回避できないCO2排出量は、認定された環境プロジェクトのカーボンクレジットを使用して相殺されます。このようにしてアウディは、完全に持続可能な生産を実現するための環境プログラム「Mission:Zero」を大きく前進させています。
モデル:
Audi RS 6 AvantGT
エンジン:
4.0ℓ V8直噴
ツインターボチャージャー
630PS/850Nm
トランスミッション:
8速ティプトロニック
駆動方式:
quattro
ステアリング:
右
車両本体価格(税込):
28,200,000円