【新バージョン】統合ネットワーク管理ソフトウェア「AT-Vista Manager EX Ver. 3.13.1」を公開 RADIUSサーバー用新ライセンスが登場!管理の柔軟性と効率化を向上!

アライドテレシスホールディングス株式会社

アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役社長 サチエ オオシマ)は、統合ネットワーク管理ソフトウェア「AT-Vista Manager EX」および、「AT-VST-VRT」「VST-APLシリーズ」の新バージョンをリリースし、当社ウェブサイトから当該ファームウェアのダウンロードサービスを開始したことをお知らせします。
 

今回のバージョンアップでは、主にネットワークの自律的な統合管理を可能とするソリューション「AMF PLUS」との併用による機能強化を実施しています。ITインフラの安定稼働の向上を実現する資産管理プラットフォームとの新たな連携などに加え、GUIの強化としてカスタマイズの自由度を向上する実装が行われました。

■煩雑になりがちな端末など、ネットワーク周りの管理をより直感的に
<モバイルデバイスのバージョンやセキュリティ対策状況などの一元的な可視化に対応>
資産管理のプラットフォームである「Microsoft Intune」がAMF PLUSと連携できるようになりました。AMF PLUSは、Microsoft Intuneから収集した情報を、端末のOS、パッチバージョンや各種セキュリティイベントと併せて、Vista Managerシリーズ上の資産管理機能のDAM(Dynamic Asset Management:デバイス検知)へ適用し、資産情報として一元的に可視化します。

また今回のバージョンアップでは、OT環境のセキュリティに特化し脅威を検出するNozomi GuardianからAMF PLUSが収集した情報との連携も強化します。資産管理機能のIES(Intelligent Edge Security:セキュリティ管理)に、Nozomi GuardianによるOT機器の接続可否といった機器のネットワークへの接続適正が反映され、認証状態の確認やアクセスポリシーの一元的な管理が可能となります。

今回のMicrosoft Intuneへの新たな連携に加え、Nozomi Guardian連携での機能強化により、既に連携しているエンドポイントデバイスをエージェントレスで検出するForescout eyeExtendを含む複数のプラットフォームに対応したVista Managerシリーズが一層強化されました。これにより、IT・OT環境、モバイルデバイスを含むすべてのエンドポイントを包括的に管理し、企業のネットワーク管理を高度化しながらセキュリティを強化します。

<サーバー稼働の状況がより詳細に把握可能に>

ZabbixエージェントとAMF PLUSとの連携で、サーバーのプロセスモニタリングをVista ManagerシリーズのHMD(Healthcare Monitoring Dashboard:状態監視)上で確認できるアドバンスドサーバーモニタリングをサポートします。
GUIを活用した直感的な操作で、ネットワーク上で稼働している特定のプロセスのCPUやメモリ使用状況など、サーバー稼働状況の詳細を簡単に監視できます。リアルタイムでのリソース使用状況の監視により、パフォーマンス低下や異常を早期に発見、システムの安定性と運用効率を向上させます。

※こちらはAT-Vista Manager EX上で表示されるHMD画面の一部です。本画面には開発時点での情報が含まれているため、実際の製品での表示内容とは異なる場合があります。

<カスタマイズできるダッシュボードで、欲しい情報をひと目で把握>
今回、Vista Managerシリーズのダッシュボード機能がさらに使いやすくなりました。ユーザーは、CPUやメモリの使用状況、ネットワークトラフィックなど、特に重要視したい項目を自由にダッシュボードに並べることができます。AMF PLUSで集めたデータから必要な情報を任意で選択し、グラフやチャートで直感的に表示することが可能です。
例えば、ネットワークの利用環境や状況が変わったときでも、応じてダッシュボードのレイアウトを変えたり、選択する情報を変更したりすることができます。状況に応じた柔軟な監視体制と効率的なITインフラ管理を実現します。

<対象製品:対象ファームウェア>
AT-Vista Manager EXファームウェア:Ver.3.13.1、AT-VST-VRTファームウェア:Ver.3.11.1、VST-APLシリーズパッケージバージョン:Ver.3.11.1


■信頼性と柔軟性を兼ね備えた新しいRADIUSサーバー機能を実装!
今回、AT-VST-VRTおよびVST-APLシリーズのVer 3.11.1のリリースに合わせ、RADIUSサーバー機能を実現するライセンスの販売を開始します。
この機能は、RADIUSサーバー単体として利用することができ、ユーザー認証、MAC認証、デバイス認証など、さまざまな認証方式をサポートしています。Web GUIによる直感的な設定で、簡単に運用が可能です。ライセンスは認証規模に応じたアニュアルライセンスとして提供され、必要に応じて拡張できます。最大200,000エントリーの登録が可能で、小規模から大規模な環境にも対応します。
また、Vista Managerシリーズとの併用が可能で、AMF PLUSと連携することにより、収集した認証情報を資産管理機能のIES(Intelligent Edge Security:セキュリティ管理)に反映させることができます。これにより、複数の認証方法を組み合わせてセキュリティを強化し、エッジデバイスの管理を一元化し、柔軟なセキュリティポリシーを効率よく適用できます。

出荷開始日:2025年3月7日(金)
製品名 ライセンス詳細 標準価格(税込価格)
AT-RADIUS-1K-Lic-1Y-2024 AT-RADgate基本ライセンス
(1,000エントリー)1年
500,000円(550,000円)
AT-RADIUS-1KADD-Lic-1Y-2024 AT-RADgate追加ライセンス
(1,000エントリー)1年
350,000円(385,000円)
●利用されるエントリー数に応じて追加ライセンスをご購入ください。他にも5年、7年のライセンス及びそれぞれ更新用のライセンスをご用意しています。詳しくはこちらよりご確認ください。https://www.allied-telesis.co.jp/p-material/datasheet/vistamanager_ex-d.pdf
●AT-RADgateの製品仕様についてはこちらよりご確認ください。https://www.allied-telesis.co.jp/p-material/datasheet/vistamanager_ex-d.pdf


<対象製品:対象ファームウェア>
AT-VST-VRTファームウェア:Ver.3.11.1、VST-APLシリーズパッケージバージョン:Ver.3.11.1


今回のファームウェアバージョンアップでは、新機能の追加に加え、既存機能の利便性向上を図るための強化も行われました。

■要求スペックを引き下げ、低コストで柔軟な無線環境最適化を支援
AWC-DCN(AWC-Dynamic Client Navigation)機能の利用に必要なスペックが、Intel Core i5プロセッサーにまで引き下げられ、無線LANアクセスポイントの管理が600台から可能となりました。これにより、これまでよりも規模の柔軟なネットワーク環境でも、無線環境の最適化が低コストで実現できるようになり、導入の選択肢が広がりました。

AWC-DCNは、無線LAN APと無線クライアントの接続を調整し、無線環境を改善する機能です。
- ロードバランシング:無線LAN AP間で接続するクライアント数を均等に分散
- スティッキー端末の解消:接続性の悪いクライアントを、最適な他の無線LAN APに移動
- DCNバンドステアリング:無線クライアントの移動際に最適な周波数帯(2.4GHz・5GHz)へ自動で切り替え

<対象製品:対象ファームウェア>
AT-Vista Manager EXファームウェア:Ver.3.13.1
対象製品:AT-TQ6702 GEN2、AT-TQ6602 GEN2


■高速な無線LAN環境でローミングレスに移動端末の利用が可能に
当社独自技術のシングルチャンネル方式無線LANソリューション「AWC-CB(AWC-Channel Blanket)」に対応するWi-Fi 6対応AP「AT-TQ6403 GEN2」を、AT-Vista Manager EXで活用可能となります。接続端末の位置や移動軌跡をマップ上に表示できるようになり、工場機器や医療機器の紛失防止に加え、より快適な無線LAN環境の設計をサポートします。
また、「AT-VST-VRT」「VST-APLシリーズ」では「AT-TQ6403 GEN2」に加えWi-Fi 6E対応無線LANアクセスポイント「AT-TQ7403」や、Wi-Fi 6対応屋外モデル「AT-TQ6702e GEN2」が「AWC-CB」に対応します。

<対象製品:対象ファームウェア>
AT-Vista Manager EXファームウェア:Ver.3.13.1、AT-VST-VRTファームウェア:Ver.3.11.1、VST-APLシリーズパッケージバージョン:Ver.3.11.1


■認証ページのローカライズで、公共Wi-Fi利用者の利便性を向上
今回のアップデートにより、キャプティブポータルのクリックスルー機能で表示される利用規約ページが、日本語に対応しました。
これにより、特にホテルやカフェなどの公共Wi-Fi環境で、ユーザー認証時の利便性が向上します。利用者にとって直感的な操作が可能となり、よりスムーズな接続体験が提供されます。また、管理者側でも日本語表示が可能になることで、認証プロセスの運用選択肢が広がり、運用面での利便性も向上します。

<対象製品:対象ファームウェア>
AT-Vista Manager EXファームウェア:Ver.3.13.1、AT-VST-VRTファームウェア:Ver.3.11.1、VST-APLシリーズパッケージバージョン:Ver.3.11.1


●バージョンアップ概要
今回のバージョンアップで追加・拡張したその他の機能やサポート範囲などの詳細については、こちらよりリリースノートをご覧ください。https://www.allied-telesis.co.jp/support/
バージョン名: AT-Vista Manager EX Ver.3.13.1、AT-VST-VRT Ver.3.11.1、VST-APLシリーズパッケージバージョンVer.3.11.1

注)AT-Vista Manager EX Ver.3.13.1は3月4日にリリース済み、AT-VST-VRT Ver.3.11.1、VST-APLシリーズパッケージバージョンVer.3.11.1は、3月7日よりダウンロードサービスを開始しております。
注)本バージョンアップで強化・拡張した機能は、対象となる製品のOS AlliedWare PlusファームウェアVer.5.5.4-2.x 、もしくは AT-TQ7403 ファームウェアVer.10.0.4-2.1以降、AT-TQ6403 GEN2・AT-TQm6403 GEN2ファームウェアVer.9.0.4-3.1以降、AT-TQ6702e GEN2 ファームウェアVer.9.0.4-2.1以降、AT-TQ6702 GEN2・AT-TQm6702 GEN2・AT-TQ6602 GEN2・AT-TQm6602 GEN2 ファームウェアVer.8.0.4-0.1以降でご利用頂けます。
注)記載されている商品またはサービスの名称等はアライドテレシスホールディングス株式会社、アライドテレシス株式会社およびグループ各社、ならびに第三者や各社の商標または登録商標です。


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<<製品に関するお問合せ先>>
E-mail:info@allied-telesis.co.jp
URL:https://www.allied-telesis.co.jp/
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<< ニュースリリースに対するお問合せ先>>
アライドテレシス株式会社 マーケティングコミュニケーション部
E-mail: pr_mktg@allied-telesis.co.jp
TEL:03-5437-6042 URL:https://www.allied-telesis.co.jp/
アライドテレシス株式会社 東京都品川区西五反田7-21-11第2TOCビル

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