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テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都港区/学長ブルース・ストロナク/TUJ)で2015年秋学期の学部生数が、1982年の日本校開校以来最多の940名(10/26現在)を記録した。近年の日本ブランドに対する関心の再喚起や、円安傾向にある経済面などの外的要因もこの好調を支えているが、TUJが30年以上にわたり日本で質の高い外国大学の高等教育を提供しつづけ、唯一の在日米国4年制大学として広く支持を集めていることのひとつの表れ。
2005年に文部科学省より「外国大学日本校」の指定を受けて以来、ビザを必要とする外国人学生を中心に学部生数は増加を辿り、2009年秋には900名近くにまでなった。
しかし、2011年の東日本大震災とその後遺症、さらに歴史的円高が影響して、一時600名台にまで減少したが、2013年秋には再び増加に転じ、2014年秋学期は809名、2015年春学期は811名まで回復した。AEP(TUJ附属の英語研修課程)卒業生を除く外部からの新入生数は、4学期連続で過去最高記録を更新している。
学長ブルース・ストロナクも9月29日付けの「学長室だより」で「2015年夏学期の在籍生数もきわめて堅調であっただけでなく、この秋学期には…過去の最高値を大きく上回る開学以来の記録」を残し、学生数の上昇傾向が続いていることを報告している。
学部生数が堅調に増加を続ける理由を、上級副学長兼エンロールメント マネージメント担当副学長の加藤智恵は、以下のように分析している。
「経済的に海外からの学生に有利に働く円安に大きく振れたことも一因ではあるが、それ以上に国内を含め全世界を網羅する学生募集活動と学生サービスを手厚く行ってきたことが学生増加の要因として挙げられる。過去4学期の学生募集はきわめて好調であり、2015年の秋学期の新入生数は200名を超え、過去最高を記録した。学生募集戦略およびマーケティングが功を奏した結果でもあるが、アドミッション・カウンセリング部と学生サービス部の連携による入学予定者に対するきめ細かいフォローにより歩留り率が向上したことに加え、他部署との連携体制が拡充されたことも理由である。
さらに、もう一つの要因として考えられるのはテンプル大学が近年全学的に取り組んでいる教員とアカデミック・アドバイジング・センターによる学生の中間成績評価である。この取り組みにより、学生自身による学期途中の成績の確認が可能になり、成績不良による退学者を減らし、定着率改善および在籍数増加につながった。さらにインターンシップの充実や継続的な就職率の高さも、学部生数の堅調な伸びに貢献した。」
■テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)は、米国ペンシルベニア州フィラデルフィアにあるテンプル大学の日本校で、1982年に東京で開校した。外国大学の分校として日本で最も長い歴史と最大の規模を持ち、2005年には文部科学省から外国大学の日本校として初めて指定を受けている。米国式カリキュラムに基づき、学部・修士・博士課程をはじめとする7つのプログラムを提供。世界約60カ国の学生が学んでいる。
●TUJウェブニュース
http://www.tuj.ac.jp/jp/news/2015/1023.html
▼本件取材に関する問い合わせ先
テンプル大学ジャパンキャンパス 広報・マーケティングサポート部
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
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