大阪工業大学(大阪市旭区)と大阪府は、バッテリーを活用したロボットの社会実装や高度人材育成などを目的とした連携協定を締結した。府がロボット振興を目的に大学と協定を結ぶのは本学が初となる。
6月23日、大阪工業大学と大阪府はバッテリーを活用したロボットの社会実装などに向けた連携協定の締結式を大阪府庁本館で行った。式には西村泰志学長と新井純副知事らが出席。
本協定は、本学の教育・研究機能を生かした成果を産業界に還元するとともに、高度人材を育成することにより、大阪産業の活性化を図ることが目的。バッテリーを活用したロボット普及と社会実装や高度人材育成に加え、双方が有する産学官のネットワークを活用し、ロボット産業を支えるビジネス拠点の形成などに取り組む。
7月にはロボットメーカーなどを巻き込んだ産官学組織「大阪府電池駆動ロボット社会実装推進協議会(仮称)」を設置し、ロボットの社会実装に向けた課題抽出や推進方策の検討などを行う予定。また、本学キャンパスのほかに府の公共施設を企業との実証フィールドとして活用するなど、ものづくり活動の支援を通じて、大阪での新たなビジネスモデルの創出を目指す。
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