追手門学院大学(大阪府茨木市、学長:川原俊明)社会学部古川隆司准教授のゼミで社会福祉を学んでいる学生たちが、1月21日(日)に行われる茨木市全域防災訓練に災害ボランティアとして参加する。当日は避難誘導や炊き出し、物資の搬入・仕分けの手伝いなどを行うほか、参加した市民から問題点や改善点をヒアリングし、対応策を報告書にまとめる予定。実践的な活動を通じて、災害支援のニーズを探る。
古川ゼミでは以前から茨木市各地区の防災研修の手伝いに取り組んでおり、2016年度から始まった同訓練にも市内の大学から唯一継続して参加。活動を市民と共有することで、地域貢献と実践的な学習の機会を得る場としている。
当日はゼミ生10名程度が、茨木市社会福祉協議会が運営する災害ボランティアセンターのボランティアとして訓練に参加。2、3名が一組となって、支援が必要な車いすの利用者や視覚障害のある一人暮らしの方の自宅を訪ね、避難場所まで付き添いによる誘導を行う。また、炊き出しや物資の搬入、仕分けの手伝いも予定。防災啓発活動としては、商店街へ赴き、商店主を対象にチラシと物資の配布も行う。
さらに、訓練に参加した市民にヒアリングを行い、感じた問題点、改善点等の要望を聞き出した上で対応策をまとめ、今年3月までに報告書を作成する予定となっている。
同地区は茨木市のモデル地区となっているため、当日はトラック協会から物資の模擬搬入や、赤十字・消防による展示等も行われる。訓練の概要は下記の通り。
【茨木市全域防災訓練】
■日 時:1月21日(日) 9:00-12:00
■会 場:茨木市立茨木小学校グラウンド 大阪府茨木市片桐町8-40
■訓練参加者:茨木小学校区の自治会・市民・赤十字・消防その他
■参加ゼミ生:追手門学院大学社会学部古川ゼミ生 10名程度
・茨木市HP:
http://www.city.ibaraki.osaka.jp/kikou/soumu/kikikanri/event2/38913.html
【ポイント】
〇市のモデル地区となっている茨木小学校区で、避難誘導を通じた実践的な災害支援のフィールドワーク。
〇学生が市民に混じって防災訓練活動とヒアリングを行い、対応策をまとめる。
〇市内の大学において2016年度から唯一継続参加。地域貢献と実践的な学習機会の場としている。
※報道関係の皆様におかれましては、学生が市民と共に防災訓練に取り組む様子を取材いただければ幸いです。
▼本件に関する問い合わせ先
追手門学院 広報課
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