聖徳大学が「ナポレオンが見たエジプト×ペリーが見た日本」展を開催中 -- 『エジプト誌』や『日本遠征記』などの古典資料を12月21日まで一般公開

聖徳大学

聖徳大学(千葉県松戸市)は現在、収蔵学術資料コレクション展「ナポレオンが見たエジプト×ペリーが見た日本」を開催している。これは、同大が収蔵している学術資料の中から、ナポレオンの勅命により編纂された『エジプト誌』とペリーによる報告書『日本遠征記』を中心に、異国への旅や記録に関する西洋古典資料を紹介するもの。12月21日(土)まで一般公開している。入場無料。  聖徳大学では「本物に接すること」を教育理念の一つとし、文学・音楽・美術・工芸等に関する学術資料や文献等を、日本国内はもとより世界各地から収集・保存し、順次それらを展示公開している。現在開催中の収蔵学術資料コレクション展では、『エジプト誌』と『日本遠征記』を中心に、異国への旅や記録に関する西洋古典資料を公開している。  若きナポレオンは1798年にフランス軍を率いてエジプトに遠征した際、軍隊のほかに多くの学者や画家たちによる学術調査団も従軍させ、エジプトの文化などを調査させた。イギリス軍に敗れたため、有名なロゼッタストーンをはじめとする収集品の多くはイギリスに渡ったが、フランスでは調査記録をもとに、精緻な銅版画を多数含んだ学術調査報告書『エジプト誌(全22巻)』を制作した。  『エジプト誌』は、縦100cmを超える超大型本を含む世界最大級の書物でもあり、エジプト考古・美術・博物等を克明に記録した多数の銅版画を収録している。  幕末の日本にアメリカ軍の艦隊を率いてやってきたペリー提督は、浦賀や函館などの寄港地を調査し、合衆国議会に全3巻の報告書『日本遠征記』を提出した。多くの図版や日米和親条約が収録されているほか、当時の日本の産業や風俗なども詳しく記載されている。  展覧会ではこのほか、オルテリウスの『世界の舞台』やデフォーの『ロビンソン・クルーソー漂流記』、スウィフトの『ガリバー旅行記』など、古い旅の物語や地図、航海記録、小説など、旅にまつわる資料も紹介。はるか昔から遠い異国に向けられてきた人びとの夢やあこがれ、野心や野望を感じ取れる展示となっている。 ■聖徳大学収蔵学術資料コレクション展  「ナポレオンが見たエジプト×ペリーが見た日本」 【会 期】 令和元年5月20日(月)~12月21日(土) 【会 場】 聖徳大学8号館1階 企画展示ギャラリー 【開館時間】 9:00~17:00 【休館日】 日曜・祝日および学事日程による休業日 【入場料】 無料 【アクセス】 JR常磐線・JR乗り入れ地下鉄千代田線・新京成線とも松戸駅下車、東口より徒歩5分 ●聖徳博物館HP  http://www.seitoku.jp/lib/newhp/seitokumuseum/index-museum.html ▼展示に関する問い合わせ先  聖徳大学 博物館事務室  〒271-8555 千葉県松戸市岩瀬550  TEL: 047-365-1111(大代表)  URL:http://www.seitoku.jp/lib/ ▼本件に関する問い合わせ先 聖徳大学総務課広報渉外グループ 住所:〒271-8555 千葉県松戸市岩瀬550番地 TEL:047-365-1111(大代表) FAX:047-363-1401 メール:kohog@seitoku.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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