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3月13日、14日の2日間にわたり、拓殖大学・ナレースワン大学共催の「第5回日本語教育研修会」をオンラインで開催。1日目は、「拓大メソッド」の概要と別科日本語教育課程の入門漢字クラスにおける実践等を紹介し、2日目のワークショップではグループワーク等を通して「Kコード」を使った説明方法等を実践的に学び、理解を深めた。
拓殖大学の日本語教育は、1961年にインドネシア政府派遣留学生を受け入れたことからはじまり、その8年後の1969年には、日本語教師養成講座を開設。これまでに多くの日本語教育の専門家を送り出してきました。2020年4月に開設された外国語学部国際日本語学科や、別科日本語教育課程、大学院言語教育研究科(日本語教育学専攻・言語教育学専攻)、日本語教育研究所との連携協力により日本語教育の発展に貢献する体制を強化拡充しています。
このたび3月13日、14日の二日間にわたり、拓殖大学・ナレースワン大学共催の「第5回日本語教育研修会」をオンラインで開催しました。ナレースワン大学はタイ北部のピサヌローク県にある国立大学で、6年前より本学とともに、ピサヌローク近郊の中等教育機関等で日本語を教えるタイ人教員、日本人教員を主な対象に当研修会を実施してきました。今回はコロナ禍の中、Zoomによるオンライン開催という初の試みとなりましたが、双方の協力のもと2日間で延べ80名を超える教員が参加しました。
今回のテーマは非漢字圏の学習者に対する漢字指導法で、本学から外国語学部国際日本語学科の中村かおり准教授と別科日本語教育課程の伊藤江美講師が、非漢字圏の学習者の負担を減らす漢字学習法「拓大メソッド」(「Kコード」を用いた漢字の字形学習と語彙先習学習)に関する講演とワークショップを行いました。
1日目は、第1部で中村准教授による講演が行われ、「拓大メソッド」の概要と別科日本語教育課程の入門漢字クラスにおける実践等が紹介されました。同メソッドで使われる「Kコード」とは、本学大学院言語教育研究科博士課程出身のシヌーシ・イマーン・タハさんが提唱する漢字字形の認識法に基づき、漢字の字形を6つのコードに分類するという画期的な学習法です。2日目は、伊藤講師によるワークショップが行われ、参加者はグループワーク等を通して「Kコード」を使った説明方法等を実践的に学び、理解を深めました。
当研修会の詳細は拓殖大学ホームページをご覧ください
https://www.takushoku-u.ac.jp/newsportal/summary/summary_210319_17023.html
▼本件に関する問い合わせ先
拓殖大学 広報室
TEL:03-3947-7160
メール:web_pub@ofc.takushoku-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/