スギ薬局がセカンドハーベスト名古屋と連携し、愛知県、岐阜県、三重県のフードバンク7拠点へ寄贈開始
1.実施の背景
食品ロスや貧困、地球環境の悪化に関して国際的な関心が高まる中、2015年の国連サミットでは、食料の損失・廃棄の削減などを目標とする「持続可能な開発のための2030年アジェンダ」が採択されました。2030年までの達成を目指す国際社会共通の持続可能な開発目標(SDGs)として17のゴールと169のターゲットが示され、各国や地域で積極的な取り組みが始まっています。一方で、日本の食品ロスは、年間522万トン※に及び、社会課題の一つとなっています。スギ薬局グループは、サステナビリティ経営推進のため、2021年度に重要課題(マテリアリティ)を設定しました。その中の一つとして循環型社会の実現を目指し、食品を販売している企業の責任として、食品ロスや貧困問題の解決に向けて取り組みを強化しています。
※農林水産省調べ(令和2年度)
2.取り組み概要
スギ薬局グループは、賞味期限が近い食品、もしくは外装の破損などでまだ食べられるにも関わらず廃棄処分となってしまう食品(お米)をセカンドハーベスト名古屋と連携しているフードバンク7拠点へ寄贈します。
寄贈した食品は、各フードバンク拠点から、必要とする福祉施設や団体・個人へ適切な量を届けていただくことで、誰もが安全で栄養価のある食事を得られる社会を目指します。
3.寄贈拠点
【愛知県】
セカンドハーベスト名古屋、のわみ相談所、三好丘緑フードバンク支援センター、
常滑市社会福祉協議会、東三河フードバンク
【岐阜県】
フードバンクぎふ
【三重県】
フードバンク多文化みえ