世界一黒が濃いゲルインクボールペン「ユニボール ワン」シリーズ ギネス世界記録™公式認定証 贈呈式レポート
三菱鉛筆 Instagram公式アカウントでライブ配信を実施
三菱鉛筆株式会社(本社:東京都品川区 社長:数原滋彦)は、ゲルインクボールペン「uni-ball one(ユニボール ワン)」シリーズでの「最も黒いゲルインクボールペン“Blackest gel ink ballpoint pen”」としてギネス世界記録™認定を受け、2023年8月7日(月)に公式認定証の贈呈式を行いました。右:代表取締役社長 数原 滋彦
【ギネス世界記録™認定について】
黒は一層濃く、カラーはより鮮やかに発色するゲルインクボールペン“ノート、くっきりキマる。”「uni-ball one」シリーズが、2023年7月3日(月)に、「最も黒いゲルインクボールペン“Blackest gel ink ballpoint pen”」として、ギネス世界記録™に認定されました。
黒色に関して、濃く、くっきりとした文字は記憶に残りやすいことが、当社と立命館大学との共同研究によって分かっています。世界一黒いゲルインクボールペン「uni-ball one」シリーズを使うことで、ノートを見返したときに印象に残りやすく、記憶力アップにつながる文字を書くことができます。
ギネス世界記録™本文
The blackest gel ink ball pen is uni-ball one produced by Mitsubishi Pencil Co.Ltd. (Japan) which measures 5.96 (Y value) in tests performed by Suga Test Instruments Co., Ltd. in Shinjuku, Tokyo, Japan on 7 June 2023.
(日本語訳)
最も黒いゲルインクボールペンは三菱鉛筆株式会社製の「uni-ball one」である。
そのY値は5.96であり、2023年6月7日にスガ試験機株式会社(所在地:東京都新宿区)にて測定された。
■贈呈式でのスピーチ(一部抜粋)
代表取締役社長 数原 滋彦
世界から見ればまだまだ産声を上げたばかりの商品ブランドですが、お客様のご愛顧のおかげで今回のギネス世界記録認定が実現したと思っております。
「ユニボール ワン」シリーズは、技術によって裏付けされた情緒的価値を体現する商品です。企業理念の中の”新たな技術で一人ひとりのユニークを輝かせ、世界を彩りたい”という言葉にもあるように、これからもお客様に価値を感じていただけるような商品の開発を続けてまいります。
研究開発センター品川 市川 秀寿
今回の認定により、商品コンセプトである「黒は一層濃く、カラーはより鮮やかに発色する」という部分を後押ししていただける大きな力を得たと捉えています。今後は、まだ「ユニボール ワン」シリーズを知らない方々にも広くアピールすることで、会社全体を元気づけていきたいです。
贈呈式の映像はYouTubeにて配信しております。
リンク:https://youtu.be/dqqVZwm5_e4
■初のインスタグラムライブ配信
インスタグラムでのライブ配信では贈呈式のほかに、開発担当社員などによる商品開発秘話や商品特徴などを公開いたしました。
コメント機能を用いて楽しめるクイズコーナーなども開催し、2500名以上の方に視聴いただきました。
ライブ配信の様子
ライブ配信の様子
【ギネス世界記録™とは】
ギネス世界記録™とは、世界中からあらゆる世界一を収集し、審査・認定を行う組織です。新しく生まれ続ける世界記録保持者をたたえ、 彼らにしか語れないストーリーを多くの人に伝えることを通じて、「世界を、よりおもしろく、楽しく、ポジティブな場所にする」ことを目的としています。書籍『ギネス世界記録』は英国で1955年に初版が発売されて以来、世界的ベストセラーとして親しまれています。
【ご参考】 『uni-ball one(ユニボール ワン)』について
2020年2月に発売した、“ノート、くっきりキマる。”『uni-ball one』は、“濃くくっきり書ける”という機能や、“生活空間に溶け込むシンプルさ”というデザイン性により、学生から社会人までの幅広い層から好評を得ています。
商品情報ページ:https://www.mpuni.co.jp/products/ballpoint_pens/uniball_one/index.html
■新開発の「ユニボール ワンインク」の特長
『uni-ball one』のインクは、一般的なゲルインクと異なり、色材の紙繊維への浸透を極力抑える、新しい顔料を使用しています。
「ユニボール ワンインク」に使用している顔料は、従来の色材を粒子中に閉じ込めた独自開発のビーズパック顔料です。
インクの色材となる顔料を粒子中に閉じ込め、粒子のサイズを大きくすることで、色材の紙面への浸透を極力抑えます。それにより、紙面上の色材が本来の色を発色し、黒はより濃く、カラーはより鮮やかに発色します。
① 黒は一層濃く、カラーはより鮮やかに発色し、記憶に残りやすい、くっきりキマる文字が書ける
一般的なゲルインクと比べて、黒色はより一層濃く発色します。
当社と立命館大学との共同研究により、黒色に関して、濃く、くっきりとした文字ほど記憶に残りやすいことが分かりました。一般的なゲルインクよりも濃い『uni-ball one』を使用することで、ノートを見返したときに印象に残りやすい文字を書くことができます。一般的なゲルインクと比べて、黒色はより一層濃く発色します。
従来品と『uni-ball one』の濃さ
上段が『uni-ball one』、
下段が従来品を使用して筆記したノート例
<立命館大学との共同研究について>
立命館大学総合心理学部 服部雅史教授監修の下、高校生を対象に認知心理学の実験手法である「記憶再生課題」を行いました。濃淡の違うボールペンで手書き文字の記憶成績を比較したところ、『uni-ball one』の濃い黒インクで書いた文字の方が一般的なゲルインクと比べて正答率は高く、再生率が高いという結果を得ました。
この研究結果については、日本基礎心理学会第38回大会にて報告いたしました。
② にじまず、速乾性の高いインク
一般的な速乾性インクは、紙面へのインクの浸透を速くすることで速乾を実現しています。そのため、インクのにじみや裏抜けが起こることがありました。
新開発の「ユニボール ワンインク」は、インク内の固形と液体の成分比を変えることで、液体成分を素早く紙面へ浸透させながらも、固形分である色材を紙面に残すことを可能にしています。紙面への浸透が速い速乾性インクでありながら、色材が紙面に吸収されるのを抑えるため、にじまず、裏抜けしません。
■シンプルでストレートな軸デザイン
軸デザインはシンプルでストレートな形状です。オーバル形状の「オープンワイヤークリップ」は、スタイリッシュなデザイン性に加え、ノートや手帳に挟みやすい可動式のクリップとなっており、機能性も兼ね備えた仕様です。
<三菱鉛筆のプレスリリース一覧はこちら>
https://www.mpuni.co.jp/company/press/index.html
※ 商品に関するお問い合わせは「三菱鉛筆お客様相談室」でお受けしています。
フリーダイヤル 0120-321433