阪神間発「クリスマスチャリティコンサート」を開催 -- ''震災復興のシンボル'' パイプオルガンと市民オーケストラが協演【甲南女子大学】

甲南女子大学

 甲南女子大学(兵庫県神戸市)は、2023年12月23日(土)に災害復興支援を目的としたクリスマスチャリティコンサートを開催します。西日本最大級のパイプオルガンを備える同大の芦原講堂を会場に、阪神間を代表する市民オーケストラ「芦屋交響楽団」と、オルガニストの土橋薫氏が出演。L. アンダーソン「クリスマス・フェスティバル」、モーツァルト「教会ソナタ KV.329」、シューベルト「アヴェ・マリア」、ムソルグスキーの組曲『展覧会の絵』(ラベル編)より「鶏の足の上に建つ小屋」「キエフの大門」などを演奏します。入場は無料で、来場者から任意の寄付を募ります。要事前申し込み、先着1,500名。 ◆ 本件の内容 ◆  東日本大震災後、甲南女子大学では「震災を経験した神戸にある大学だからこそ、できることはないか」との想いを持ち、2012年から継続して復興支援コンサートを実施してきました。コロナ禍での中断はあったものの、昨年は3年ぶりに開催。また、今年は6月にもチャリティコンサートを行っています。  西日本最大級で、阪神・淡路大震災からの復興のシンボルでもあるパイプオルガンを活用したこのコンサートは、学内だけでなく近隣住民や一般にも広く公開。入場料は無料で、来場者からの募金のうち必要経費の一部を差し引いた全額を、あしなが育英会による「あしなが東日本大震災遺児支援募金」に寄付しています。また、当日の募金活動、会場運営などを学生ボランティアスタッフが務めることも特徴の一つです。  今年は、新型コロナウイルスの規制緩和に伴い、昨年から入場定員を約2倍の1,500名に拡大して実施。同大と連携協定を結ぶ芦屋交響楽団を招き、パイプオルガンとの協演をお届けします。優れた音響効果を備えた音楽ホールにて、壮大で優雅なクリスマス音楽をお楽しみいただけます。 ◆ 災害復興支援 〜神戸から音楽のエールを!〜  クリスマスチャリティコンサート 開催概要 ◆ 【日 時】 2023年12月23日(土) 13:30開場 14:30開演 【会 場】 甲南女子大学 芦原講堂 (兵庫県神戸市東灘区森北町6-2-23) 【入場料】 無料  *当日は募金箱を設置しています。 【定 員】 1,500名(先着順/定員になり次第、受付を締切ります。) 【申 込】  事前申し込み制。申し込みサイト「Peatix」から申し込み。  https://konan-wu-contribution.peatix.com/  ※申し込み締切: 12月20日(水)  ※お一人様1回限り、5名様分までお申し込みいただけます。  ※未就学児のご入場はご遠慮ください。 【出 演】 ・土橋 薫(オルガニスト・甲南女子大学 非常勤講師) ・芦屋交響楽団 【曲 目】 ・B. サドラー編:Christmas fanfare for brass and percussion ・F. V. スッペ:「軽騎兵」序曲 ・W.A.モーツァルト:教会ソナタ KV.329 ・J.ボネ:2つのノエルによるファンタジー Op.5-8 ・L. アンダーソン:クリスマス・フェスティバル ・F. シューベルト:アヴェ・マリア ・M. ムソルグスキー(ラベル編):組曲「展覧会の絵」より 鶏の足の上に建つ小屋、キエフの大門 ※詳細は下記URLを参照。  https://www.konan-wu.ac.jp/news/detail.php?id=3765 【主催・お問い合わせ先】  甲南女子大学 対外協力センター 社会貢献課  TEL: 078-413-3811(平日9:00~17:00)  E-mail: kouken@konan-wu.ac.jp ◇ 参考 ◇ [芦屋交響楽団との連携協定について]  甲南女子大学は地域貢献活動の一環として、2010年3月に芦屋交響楽団とそれぞれの保有する資源利用に関して協力体制を推進する提携活動の協定を締結。現在、地域社会の芸術文化活動支援を目的に芦原講堂を練習場として開放し、一方で芦屋交響楽団には大学行事をはじめ、同大が推進する社会貢献活動に協力を得ています。 [芦原講堂とパイプオルガンについて 〜阪神・淡路大震災の復興のシンボル〜]  芦原講堂は、モダニズム建築で高名な村野藤吾(1891-1984)によって、学園創立70周年を記念して建築されました。大学全体の景観との調和を考えてデザインされたこの建物は、六甲山の緑を背景に半地下式の銅板葺屋根をもち、1990年、第6回神戸市建築文化賞を受賞しています。また、1,784席の音楽ホールとして最高レベルの設備を整えており、優れた音響効果があります。パイプオルガンは、デンマーク・マルクッセン社製のもので、パイプ総数は4,357本となり西日本最大級の規模を誇ります。1995年の阪神・淡路大震災発生時に全壊した後、1998年に復旧したパイプオルガンは、同大における阪神・淡路大震災からの復興のシンボルといえます。 [募金活動について]  甲南女子大学は、阪神・淡路大震災を経験した大学として、継続的に被災地支援に取り組んでいきたいと考えています。支援活動の一環として、2012年度からチャリティイベントを開催し、これまでご協力いただいたご寄付の総額は、8,198,184円となりました。当日は、募金箱を設置し、募金総額から必要経費の一部を差し引いた全額をあしなが育英会「あしなが東日本大震災遺児支援募金(心のケアプログラム、交流活動、キャリア支援など)」に寄付します。 ◇ 関連記事 ◇ ・神戸発、地域と取り組む災害復興支援イベント -- 西日本最大級のパイプオルガンを活用した「チャリティコンサート」を開催【甲南女子大学】(2023.05.10)  https://www.u-presscenter.jp/article/post-50597.html ・地域に根ざした「クリスマスチャリティコンサート」を3年ぶりに開催 -- 西日本最大級のパイプオルガンとオーケストラの美しき調べにエールを込めて【甲南女子大学】(2023.11.17)  https://www.u-presscenter.jp/article/post-49382.html ▼本件に関する問い合わせ先 甲南女子大学 事務局 広報課 住所:〒658-0001 兵庫県神戸市東灘区森北町6-2-23 TEL:078-413-3130 メール:koho@konan-wu.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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