PC用ソフトウェア「NX Tether」のVer.2.0.0を公開
静止画と動画のリモートでのテザー撮影に対応し、プロフェッショナルフォトグラファーのワークフローを
シームレスにサポート
2024年2月7日
株式会社ニコン(社長:馬立 稔和、東京都港区)は、ニコンのデジタルカメラを使用したテザー撮影※1におけるユーザービリティを追求した、PC用ソフトウェア「NX Tether」のVer.2.0.0の無料公開を開始します。
Ver.2.0.0では、ソフトウェア「Camera Control Pro 2」※2に搭載していた豊富なカメラ設定機能、リモートでのテザー撮影時のライブビュー表示や動画撮影に対応します。プロフェッショナルフォトグラファーがワンマンオペレーションで、カメラの手持ち撮影や物撮り撮影を行うスタジオにおいて、大きなライブビュー画面でクライアントと仕上がりを確認しながら安心して撮影を進めることができ、作業の効率化に繋がります。PCからリモートで制御可能なカメラ設定もさらに充実し、幅広いシーンでの静止画・動画撮影において、プロフェッショナルフォトグラファーを強力にサポートします。
また、使い勝手を追求したユーザーインターフェースは、テザー撮影で使用するさまざまな機能をすっきりと整理し、ワークフローに合わせてライブビュー画面やコントロール画面のレイアウトを自在に変更することができるようになりました。多機能ながらシンプルなデザインで、迷わず直感的な操作が可能になり、作業効率の向上を実現します。
ニコンは、今後もアプリケーションやソフトウェアのさらなる充実を図り、プロフェッショナルフォトグラファーを含むさまざまなユーザーのニーズに応え続けます。
※1 カメラとPCを接続し、撮影した映像をリアルタイムで確認しながら撮影すること。
※2 「Camera Control Pro 2」は、今後、カメラの新機種対応や、機能追加などの対応を行わない予定です。現在ご使用されているお客様は、今後、「NX Tether」をご活用ください。
「NX Tether」Ver.2.0.0使用イメージ
「NX Tether」 Ver.2.0.0主な特長
- 従来の静止画に加え、動画の撮影に対応
- ソフトウェア「Camera Control Pro 2」で有償提供していた機能を、無料で使用することが可能
- PCからのリモートでのテザー撮影時に必要なライブビュー表示を追加。また、PCから離れたところでも大きな画面で確認しつつ撮影が可能なライブビューのディスプレイ全体表示モードを搭載
- ピクチャーコントロールやアクティブD-ライティングなど、ニコンならではの撮影設定も制御可能な充実のカメラ操作機能
- 記録するファイル形式の選択(JPEG/RAW/HEIF)が可能。また、RAW+JPEG/HEIFで撮影した際にJPEG/HEIFのみをPCへ転送する設定が可能
- ニコンの無料ソフトウェア「Wireless Transmitter Utility」を使い、カメラの内蔵Wi-Fiを経由しPCと接続することで、無線での制御が可能(対応カメラ:「Z 9」、「Z 8」)
- 静止画モードと動画モードを切り替え、多機能ながらシンプルに整理された使いやすいユーザーインターフェースで、効率的なワークフローを実現
- フォトグラファーの使い方に合わせてアプリケーションのウィンドウ配置を自在にアレンジでき、多様なユースケースにも柔軟に対応可能
Windows版:
Microsoft Windows 11
Microsoft Windows 10
Mac版:
macOS Sonoma 14
macOS Ventura 13
macOS Monterey 12
Ver.2.0.0対応カメラ※
一眼レフカメラ:「D6」、「D780」
ミラーレスカメラ:「Z 9」、「Z 8」、「Z 7II」、「Z 6II」、「Z 7」、「Z 6」
※以下のカメラでは、テザー撮影のための一部基本的な機能のみがご利用いただけます。
「Z f」、「Z 5」、「Z fc」、「Z 50」、「Z 30」
*記載されている会社名および製品名、サービス名は各社の商標または登録商標です。