実践女子学園の創立125周年の特別イベントが渋谷で開催!海外での豊富な取材経験を持つ池上彰氏がグローバルをテーマに記念講演し、約800人の聴衆が聞き入る

実践女子大学

 実践女子学園(東京都日野市、理事長:木島葉子)は6月2日、東京都渋谷区の実践女子大学、実践女子学園中学校高等学校で学園創立125周年を記念した特別事業「JISSEN Global Way~実践社会で育てるこれからのグローバル化~」を開催しました。学園が教育の柱に掲げる「グローバル」をテーマに、フリージャーナリストの池上彰氏が基調講演をしました。また、学生や生徒によるパネルトークのほか、学園のグローバルプログラムも紹介されました。 ■女子教育の先駆者、下田歌子。その精神を受け継ぐグローバルイベント  本学園は、1899年5月、前身の「実践女学校」と「女子工芸学校」ができたことに由来しています。この二校は、学園の創立者である下田歌子が結成した、一般女性の地位向上を図るための「帝国夫人協会」によって設立されました。下田歌子は、1901年、他の女子教育機関に先駆けて清国(現在の中国)からの留学生を受け入れおり、校歌に「にほへやしまの外までも(やしま=日本 の外に及ぶほどに活躍しなさい)」という一節を入れるなど、国際的な視野を持っていました。その精神を受け継ぐ本学園は、グローバル教育に注力してきました。 「JISSEN Global Way」は年間を通して行われる4つの特別事業の第2弾となるグローバル事業となります。本学園では、現地の課題を解決したり、ホテルでの就業体験をしたりする独自のグローバルインターンシップなどを取り入れた海外経験のプログラムなどを用意しています。2028年には学生の10%が海外渡航できるよう目標に掲げており、「グローバル教育」は学園運営の大きな柱になっています。 ■池上氏、90の国や地域を取材  イベントは2部構成で行われ、中学校高等学校の桃夭館(とうようかん)桜講堂で行われた第1部では、池上氏が「これからのグローバル社会とそこに求められる人とは?」のテーマで基調講演をしました。池上氏はこれまで取材などで90の国や地域を訪れた豊富な海外経験を基に、習慣や裁判、年金など 国の制度を紹介しながら多角的な視点で各国の事情や考え方の違いを詳しく解説しました。グローバルな人材については「各国の事情、言葉に配慮することが大事だ」と強調しました。その上で、「何よりも我々自身を知らないといけない」とし、「日本の良いところをアピールしようと世界に出ていくグローバルな人材になっていただきたい」と学生らに向け、エールを送りました。 ■卒業生、現役の学生、生徒らもグローバルをテーマにパネルトーク  続いて池上氏をコーディネーターに、「『グローバルマインド』を身につけるには?」とのテーマでパネルトークも開きました。冒頭、実践女子大学の猪熊作巳学長補佐(文学部英文学科)から、本学園のグローバル化の取り組みが紹介された後、米ニューヨークで開かれた「模擬国連」の国際大会に参加した高校生や、カンボジアでインターンシップを体験した学生らが自身の体験や学びを披露してそれぞれの意見を述べました。大学の卒業生で、SBI金融経済研究所の政井貴子取締役理事長は「違う考えをリスペクトしたうえで、上手に自分の考えを伝えることがグローバルなのかと思う」と話しました。 ■中高でも「グローバル」に関する多彩なイベント  第2部では、本学園の「グローバル」に触れる、来場者参加型のイベント「JISSEN Global Fair」を開催。中高大のグローバル事業への取り組みが紹介され、英語による足し算などゲーム感覚で学園の授業を体験しました。中国、韓国、オランダの留学生らとの対面での交流も和やかな雰囲気で行われました。 【「JISSEN Global Way~実践社会で育てるこれからのグローバル化~」の内容】 第1部 場所 実践女子学園中学校高等学校 桃夭館(東京都渋谷区東1―1―11) 池上彰氏基調講演 タイトル「これからのグローバル社会とそこに求められる人とは?」 池上氏をコーディネーターに、卒業生、学生、生徒によるパネルトーク テーマ「『グローバルマインド』を身につけるには?」 第2部 場所 実践女子大学渋谷キャンパス(東京都渋谷区東1―1―49) 【大学のグローバル】 ・中山誠一言語文化教育研究センター長による実践女子大のグローバル事業の説明 ・シュニッケル・ジェイコブ同センター教授による異文化コミュニケーション体験 ・留学生・留学経験学生との交流やゲーム 【中高のグローバル】 ・ミニ学校説明会「実践女子学園ってどんな学校?」 ・MUN Style Roleplay「キャラクターになりきって話し合おう!」 ・英語で算数に挑戦! ▼本件に関する問い合わせ先 学校法人実践女子学園 経営企画部 広報課 住所:〒150-8538 東京都渋谷区東1-1-49 TEL:03-6450-6837 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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