~犬と暮らすのはやっぱり楽しい!~ 私たちを健康に、幸せにしてくれる犬の不思議な力を知れる新刊書籍 「なぜ犬と暮らす人は長生きなのか」 9月3日発売
本書は、老年医学研究の第一人者で愛犬家でもある著者が、科学的データをもとに、さまざまな例や具体的な方法を交えて、犬が人に幸せをもたらす力を紐解いていきます。一緒に暮らす「相棒」の探し方、高齢者が安心して犬と暮らす方法、犬と暮らすと認知症のリスクが下がる研究や、病気の子どもたちも高齢者も、犬とのふれあいで心身の病状が改善した例に加え、いつか訪れる「ペットロス」対策まで、わかりやすくご紹介します。
犬が好きな人、今犬を飼っている、またはこれから犬を飼おうと思っている人に、ぜひお読みいただきたい1冊です。
◆本書目次
1章 犬と暮らすと健康になるって本当?
2章 犬と人との不思議な関係
3章 科学的データでわかった!高齢者が犬と暮らすと長生きできる
4章 高齢者が犬と暮らすためのアドバイス
5章 犬との楽しい暮らしを始めましょう
◆書籍情報
【書 名】 「なぜ犬と暮らす人は長生きなのか」 単行本(ソフトカバー)
【著 者】 谷口 優(たにぐち・ゆう)
【発 行】 株式会社エクスナレッジ ISBN:978-4-7678-3312-5 C0077
【価 格】 1,540円(税込)四六判192ページ 並製
【発 売】 全国書店、オンライン書店
【発売日】 2024年9月3日
◆著者プロフィール
谷口 優(たにぐち・ゆう)
国立環境研究所 環境リスク・健康領域主任研究員、東京都健康長寿医療センター研究所協力研究員、医学博士。2012年、秋田大学大学院医学系研究科修了。米国老年医学会若手奨励賞など数々の賞を受賞。2019年から現職。著書に『認知症の始まりは歩幅でわかる ちょこちょこ歩きは危険信号』(主婦の友社)などがある。
最新刊発売によせて
東京大学大学院 農学生命科学研究科獣医学専攻教授
西村亮平
動物とくに犬と暮らす効用については様々な情報を目にすることができますが、残念ながらはっきりした根拠が無いものが大半です。本書の筆者である谷口先生のグループは、犬と暮らすことが高齢者はフレイルや自立喪失(要介護状態や死亡)になりにくく、認知症となる人も減ること、さらには介護費も減ることを様々な大規模調査を何年にもわたり実施することで、科学的根拠をもって明確に示しました。これは世界でも類を見ない素晴らしい成果であり、この本はこのことを一般の人でも容易に理解できるよう、分かりやすく解説しています。それだけではありません。本書は犬と暮らす全般的な効用、犬と人の特別な関係についても言及しており、高齢者でこのような効果が得られる背景についても容易に理解することができます。本書のさらにすごいところは、データを使った机上論に終わるのではなく、高齢者が実際に犬と暮らすための工夫や注意点などについても豊富な具体例を示しながら説明しており、高齢者と犬の生活を理解するバイブルの様なものと言えるかもしれません。