東京工芸大学 (学長:吉野弘章、所在地:東京都中野区、以下本学)芸術学部デザイン学科の学生作品、「水底の感」、「盗掘者」、「Dreamscape:美しい夢の世界旅行」など11点が、2月4日(火)開催の映像祭「国際科学映像祭 第13回ドームフェスタ」(以下、本フェスタ)で、上映されます。
本学芸術学部デザイン学科の映像デザイン研究室に所属する3年生9名、4年生2名の学生作品11点が、2月4日(火)に足立区のギャラクシティ まるちたいけんドーム(プラネタリウム)で開催される科学映像の祭典「国際科学映像祭 第13回ドームフェスタ」で上映されます。本フェスタで上映される学生作品全11点は、360°(全天周)フルスクリーンを使用した作品です。
本フェスタで上映される、4年矢田典也さんの作品「水底の感」は、夏目漱石の『水底の感』をモチーフに、日常に潜む孤独感や不安を、水底へと沈む姿を通してイラストと手描きのアニメーションで表現しています。
3年三塚健成さんの作品「盗掘者」は、プラネタリウムで上映するアトラクションのようなコンテンツを想定し、制作されています。撮影にミニチュアを用いることで質感をよりリアルにし、没入感を高めようと試みた作品に仕上がっています。
3年清松心さんの作品「Dreamscape:美しい夢の世界旅行」は、フル3DCGで制作されたライド映像作品です。ドーム映像の特性を生かした没入型のコンテンツで、3D酔いしないよう注意して制作されています。
本フェスタの上映会場ギャラクシティ まるちたいけんドームは、東京都23区内で最大のプラネタリウムです。ドームは、直径23mあり360°(全天周)フルスクリーンで臨場感あふれる圧倒的没入感を体験することができます。座席数は170席に加え、寝転がりながら映像を楽しめる桟敷席も設けられています。
本フェスタは、国際科学映像祭実行委員会とギャラクシティが主催し、2009年のプレイベントを経て2010年に立ち上げられた、日本を拠点とする科学映像の祭典です。科学映像の発展を通じて、科学文化の形成に寄与することを目指しています。
本フェスタでは、ドーム映像関連分野に主軸を置き、時代をリードする様々な活動が展開されています。特に映像祭のメインイベントである「ドームフェスタ」は世界的な注目も高く、国内外から選りすぐりのドーム映像作品が集まるほか、映像制作のトップクリエイターから新規参入の方たち、そしてドーム映像ファンまで、幅広い参加者の気軽で活発な交流の場ともなっています。開催13回目を迎えた今年は、学生作品の上映枠が新たに設けられました。
本学は、この機会を通じて学生たちのメディア芸術作品を一般に公開し、メディア芸術の新しい可能性やその魅力を広めるとともに、学生の自己表現能力や実社会で活躍できる能力の育成を目指します。
本フェスタの概要は以下のとおりです。
■国際科学映像祭 ドームフェスタ概要
フルドームショートフィルム SPECIAL DAY
・日 時:2025年2月4日(火)10:00~20:00
リアルタイムコンテンツで広がるプラネタリウムの可能性
・日 時:2025年2月5日(水)10:00~
・会 場:東京都足立区栗原1-3-1 ギャラクシティ 2階 まるちたいけんドーム
・URL:
https://ifsv.org/
■東京工芸大学 芸術学部 国際科学映像祭 ドームフェスタ上映作品 詳細
●東京工芸大学 デザイン学科 映像デザイン研究室(指導教員:米澤嗣康 准教授)
3年:
・青木涼凪「真夜中の誘惑」
・小熊恵美「Flower garden」
・長田理紗子「ぼうけんははじまる?」
・清松心「Dreamscape:美しい夢の世界旅行」
・嶋津夢香「ナイトメア」
・清水杏寧「開花」
・野田莉々子「水界」
・三塚健成「盗掘者」
・八木遥介「なかのZEROからの脱出」
4年:
・三澤乃亜「浴びるように」
・矢田典也「水底の感」
東京工芸大学は1923(大正12)年に創立した「小西寫眞専門学校」を前身とし、当初からテクノロジーとアートを融合した無限の可能性を追究し続けてきました。2023年に創立100周年を迎えました。
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