ダナハー社出身のワイデマニスがジョージ・R・オリバーの後任に
【2025年2月5日、アイルランド・コーク発プレスリリース(
https://investors.johnsoncontrols.com/news-and-events/press-releases/johnson-controls-international-plc/2025/02-05-2025-115519190)翻訳版】スマートで健康的、そして持続可能なビルソリューションのグローバルリーダー、ジョンソンコントロールズ(NYSE:JCI)は2月5日、2025年3月12日の年次株主総会後に、取締役会が最高経営責任者(CEO)にヨアキム・ワイデマニスを指名することを発表しました。ワイデマニスは、厳密な後継者選定プロセスを経て、ジョージ・R・オリバーの後任として就任します。
当社のビルソリューション専業プロバイダーへの変革を成功裏に導いたオリバーは、2025年7月31日まで非業務執行取締役会長を務めます。その後、2016年からジョンソンコントロールズで取締役を務めるマーク・P・ヴェルニャーノが会長職を引き継ぎます。オリバーは、2025年12月31日まで顧問として残り、円滑なリーダーシップの移行をサポートします。
グローバルテクノロジー企業の経営に携わり、収益を伴う成長を実現してきた実績を持つワイデマニスは、ダナハー社での13年間のキャリアにおいて、顧客重視、イノベーション、効率性を基盤とし、成長を牽引する複数の経営幹部職を歴任しました。直近では、 ダナハー社のエグゼクティブバイスプレジデントとして、8つのグローバルテクノロジー事業からなる約150億米ドル規模の診断事業部門および中国事業を統括しました。ワイデマニスのリーダーシップのもと、 ダナハー社の診断事業部門は買収や有機的成長により4年間で大幅な成長を遂げました。それ以前は、メトラー・トレド社やABB社で要職を務め、約30年のキャリアを通じて米国、欧州、アジアで豊富な経験を積んでいます。
ジョンソンコントロールズの筆頭独立取締役であるユルゲン・ティングレンは「総合的なビルソリューション専業プロバイダーとして次なる成長フェーズを迎えるにあたり、取締役会はワイデマニス氏が最適な人財であると判断しました。サービス志向の事業運営アプローチは、当社の方針やエンドツーエンドの事業モデルと合致しています。そして、これまでのキャリアを通じて、大規模なグローバルビジネスの運営者としての卓越した能力により、有機的・非有機的成長を実現し、製品ポートフォリオの最適化とテクノロジーの活用で、業界最高水準の業績を達成してきた彼の実績を高く評価しています。当社が大きく変革する中、オリバー氏は今後の成長機会を最大限に活用できる基盤を構築しました。取締役会を代表して、過去8年間にわたる彼の卓越したリーダーシップに感謝の意を表します」と述べています。
ワイデマニスは「ジョンソンコントロールズについて理解を深めるにつれ、140年の歴史を持つ先進技術、そしてソリューションを通じてお客様のより効率的で持続可能な施設運営の実現を支援するという、ミッションドリブンな企業文化に大きな可能性を感じています。また、お客様の目標達成を支援し、社会にポジティブな影響をもたらすグローバルテクノロジー企業を牽引することに強い使命感を感じています。オリバー氏とチームがこれまでに築いた基盤を活かし、お客様、従業員、株主の皆様に対して当社のポテンシャルを最大限に発揮できるよう尽力します」と述べています。
オリバーは「ワイデマニス氏はジョンソンコントロールズのCEOとして最適な人物です。過去8年間の取り組みにより、当社はよりシンプルで収益性が高く、成長力のある企業へと変革を遂げ、財務目標と事業目標の達成に向けた体制を整えることができました。2024年度の成果を基盤として、ワイデマニス氏やチームと協力し、円滑なリーダーシップの移行と当社のさらなる発展に向けて引き続き尽力します」と述べています。
ヨアキム・ワイデマニスについて
ワイデマニスは、 ダナハー社のエグゼクティブバイスプレジデント兼コーポレートオフィサーを務めました。2011年から2016年までダナハー社のビデオジェット・プレジデント、2014年から2017年まではグループエグゼクティブ&バイスプレジデント(製品識別プラットフォーム担当)、2017年から2024年まで複数のエグゼクティブバイスプレジデント職を歴任しました。それ以前は、2005年から2011年までメトラー・トレド社の製品検査部門長兼コーポレートオフィサーを務めました。1995年から2005年まで ABB社にて事業運営および企業開発の要職を担当した後、社長兼マネージング・ディレクターを務めました。2020年4月からはアッサアブロイグループの非常勤取締役も務めています。
マーク・P・ヴェルニャーノについて
ヴェルニャーノは、2021年7月から2022年4月まで、チタンテクノロジー、フッ素製品、化学ソリューションを提供するThe Chemours Companyの取締役会長を務めました。2015年7月から2021年7月まではThe Chemours Companyの社長兼最高経営責任者、それ以前の2009年から2015年6月までは E. I. du Pont de Nemours and Companyのエグゼクティブバイスプレジデントを務めました。1980年にDuPont社にプロセスエンジニアとして入社し、グローバル組織内で製造、技術、マネジメントなど様々な職務を歴任しました。現在は、専門計測機器企業であるウォーターズ社の取締役を務めています。また、全米安全評議会、米国化学工業協会、Future of Stem Scholars Initiativeの元取締役会長も務めました。コネチカット大学のVergnano Institute for Inclusionの創設議長でもあります。
※本プレスリリースは、現地時間2025年2月5日にアイルランド、コーク市で発表されたプレスリリース(
https://investors.johnsoncontrols.com/news-and-events/press-releases/johnson-controls-international-plc/2025/02-05-2025-115519190)の抄訳版です。将来の見通しに関する記述に関するリスクについては英語版を参照ください。
(以上)
ジョンソンコントロールズ インターナショナルについて
ジョンソンコントロールズ(NYSE:JCI)は、人々の生活空間や職場、文教施設からエンタメ施設まであらゆる環境を変革しています。スマートで、健康的かつサスティナブルな建物環境を実現するビルテクノロジーのグローバルリーダーとして、建物のパフォーマンスを再定義し、人と空間、地球にとってより良い未来を実現することを使命としています。140年にわたり築き上げたイノベーションの歴史は、ヘルスケア、教育、データセンター、空港、スタジアム、工場など多様な施設の未来を形作るOpenBlueデジタルソリューションパッケージを生みました。ジョンソンコントロールズのビルテクノロジー製品、ソフトウェア、サービスソリューションのラインナップは世界でも類を見ない広範さで、いくつかのブランドは業界内でも高い名声を得ています。詳細は www.johnsoncontrols.com をご覧いただくか、SNSで@JohnsonControlsをフォローしてください。
ジョンソンコントロールズ日本法人について
ジョンソンコントロールズ株式会社は、ジョンソンコントロールズ インターナショナル(Johnson Controls International, Plc.)の日本法人(本社: 東京都渋谷区、 代表取締役社長:吉田 浩)です。建物のライフサイクルを通じた効率化を促進する中央監視、自動制御機器、空調冷熱機器、冷凍機、セキュリティシステムの設計、施工、保守、ならびに運用コンサルティングを提供しています。国内での導入業種はオフィスビル、商業施設、医療機関、教育機関、スポーツ施設、交通機関など多岐にわたり、数多くのランドマーク的存在の建物における施工実績があります。1971年6月設立。国内45事業拠点。詳細は www.johnsoncontrols.co.jp をご覧いただくか、Facebookで
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