学校法人藍野大学(大阪府茨木市/理事長:小山英夫)は、藍野大学短期大学部・明浄学院高等学校の教育環境の充実および大阪阿倍野の地に看護・保健系人材養成拠点を形成すべく、大阪阿倍野キャンパス総合整備計画を進めて参りました。そしてこの度、第二期計画である藍野大学短期大学部(大阪府大阪市/学長:足利学)の新校舎が無事竣工の運びとなり、令和7(2025)年4月、藍野大学短期大学部は阿倍野区文の里の地で、新たな教育研究拠点としての歩みを開始いたします。
新校舎の竣工を記念し、3月21日、アリーナにて「大阪阿倍野キャンパス総合整備計画 第二期 藍野大学短期大学部 竣工式」を挙行し、招待者および本法人教職員等約260名が出席しました。
藍野大学短期大学部では、令和7(2025)年4月から、従来の第一看護学科、第二看護学科に加え、新設の看護学科2年課程(入学定員130名・収容定員260名)、看護学科3年課程(入学定員60名・収容定員180名)、および保健師養成課程の専攻科(入学定員40名・収容定員40名)を含む看護師・保健師養成課程(総入学定員230名・総収容定員480名)の充実したカリキュラムを提供します。これに伴い、隣接する明浄学院高等学校との高大接続による看護教育の一貫性を強化し、衛生看護科からの5年一貫、普通科からの6年および7年一貫という全国的にも類を見ない看護教育課程を実現します。この連続的なカリキュラムは、教育の質保証を支えるとともに、高等学校から短期大学および大学、さらには卒後リカレント・リメディアルな実践的看護教育へのシームレスな移行を可能とします。同一キャンパス内における高大接続一貫教育は、学生の主体性を育む環境を提供し、日本の看護教育の新たなモデルケースとなることを目指します。本計画を「AINOナース・アイランド(Nurse Island)」構想として位置付け、次のような使命と目標を掲げます。
<使命・目標>
1.高大接続を基盤とした一貫教育の推進
明浄学院高等学校および近隣高等学校との緊密な連携のもと、患者中心のケアを実践できる看護師を育成します。高等学校から短期大学および大学への段階的な学びを通じ、専門職としてのアイデンティティ形成を支援します。
2.地域社会との連携による健康・福祉の向上
阿倍野区を中心とした行政・コミュニティとの協働を重視し、教職員と学生が一体となって地域住民の健康・福祉の向上に寄与します。これにより、地域医療・看護の中核を担う人材を育成します。
3.医療系従事者との連携強化と看護教育の質向上
医療・福祉分野の専門職との連携をさらに深化させ、看護教育体制を充実化します。同時に、地域の保健医療福祉サービスが直面する課題に対して積極的に取り組み、学生の学びを現場の実践につなげる教育を推進します。
教育理念の具現化と展望
本計画により、年間180名規模の看護師を阿倍野の地から全国へ排出することを目指します。高大接続型の連続的なカリキュラムは、学校法人制度を活用しつつ文教政策の方向性に呼応した新しいモデルを提示し、日本の看護教育の更なる発展に貢献します。
<式 次 第>
開 会 宣 言
ウェルカム演奏 明浄学院高等学校吹奏楽部 特別顧問・総監督 小野川 昭博
挨 拶 学校法人藍野大学 理事長 小山 英夫
主 催 者 紹 介
設計コンセプト 株式会社類設計室 ディレクター 小林 有吾 様
演出コンセプト 花人 赤井 勝 様
祝 辞 大阪府知事 吉村 洋文 様
大阪市長 横山 英幸 様
参議院議員 石田 昌宏 様
参議院議員 友納 理緒 様
公益社団法人日本看護協会 会長 高橋 弘枝 様
日本私立学校振興・共済事業団 理事長 福原 紀彦 様
来 賓 紹 介
祝 辞・ご 挨 拶 大阪市阿倍野区 区長 青柳 毅 様
挨 拶 学校法人藍野大学 副理事長 山本 嘉人
謝 辞 藍野大学短期大学部 学長 足利 学
閉 会 宣 言
総 合 司 会 蔦田 恵子(つただ けいこ)
フリーアナウンサー
学校法人藍野大学 びわこリハビリテーション専門職大学 客員教授
【学校概要】
学校名: 学校法人藍野大学
代表者: 理事長 小山 英夫
所在地: 大阪府茨木市高田町1番22号
URL:
https://www.aino.ac.jp/
学校名: 藍野大学短期大学部
代表者: 学長 足利 学
所在地: 大阪市阿倍野区文の里3丁目15番47号
URL:
https://www.aino-jc.jp/
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人藍野大学 法人事務局 総務センター 総務グループ
稲葉由華・新家百合絵
住所:大阪府茨木市高田町1番22号
TEL:072(621)3764
メール:y-inaba@kanri-u.aino.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/