株式会社あおぞら銀行（代表取締役社長兼最高経営責任者（CEO）：大見 秀人、本店：東京都千代田区、以下「当行」）は、北海道建物株式会社（代表取締役社長：齊藤 勝、本社：札幌市中央区、以下「北海道建物」）と、あおぞらESGフレームワークローンに基づくポジティブ・インパクト・ファイナンス（以下「本ローン」）の契約を2025年3月31日付で締結しましたことをお知らせいたします。

　ポジティブ・インパクト・ファイナンス（以下「PIF」）は、国連環境計画・金融イニシアティブ（UNEP FI）が策定したポジティブ・インパクト金融原則（以下「PIF原則」）に基づき、企業活動が環境、社会、経済にどのようなインパクト（影響）を与えるかを包括的に分析・評価し、ポジティブなインパクトの進展・拡大ないしはネガティブなインパクトの緩和・抑制を継続的に支援することを目的としたファイナンスです。

　当行は2023年6月1日付で「あおぞらポジティブ・インパクト・ファイナンス」として、当行のPIF評価実施体制がPIF原則に適合している旨のセカンドオピニオンを、株式会社格付投資情報センターより取得しています。なお、本ローンにて掲げる目標およびKPI等のPIF原則への適合性は当行が確認しています。

　北海道建物は、以下の4つの経営理念の下、不動産事業・保険事業を柱にサービスを提供し、お客さまの生活基盤を支えています。また、当社は国連が提唱する持続可能な開発目標（SDGs）に賛同し、SDGsの達成に向けた取組みを行っていくこととし、「SDGs宣言書」を策定しています。

　1.私たちはお客様に満足され、信頼され、選ばれる企業を目指します。
　2.私たちは地域の皆様へ安心・安全を提供します。
　3.私たちは時代の変化に対応し、お客様のニーズを的確に把握して最高の品質を提供します。
　4.私たちはお客様・地域のベストパートナーとして、共に成長するNo.1企業を目指します。


　当行は、本ローンにて掲げる目標およびKPIのモニタリングを通じて、持続的成長可能な社会の実現を目指す北海道建物の取組みを支援します。

　当行は、今後もサステナブルファイナンスに取り組むお客様への支援を通じて、社会的課題の解決に向けた対応を促進してまいります。


【本ローンの概要】
　借入人　　　　：北海道建物様
　実行額　　　　：1億円
　契約締結日　　：2025年3月31日
　貸付人　　　　：株式会社あおぞら銀行

【PIFにて掲げる目標およびKPI】