【接続検証】アライドテレシスとジーコム、多様化する介護業務を支える無線LANとナースコールの通信安定性を確認 ~見守り環境の安心と業務効率化に貢献~

アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役社長 サチエ オオシマ)は、ジーコム株式会社(本社 東京都大田区、代表取締役社長 杉原 弘祥)の協力のもと、当社製無線LANアクセスポイント「AT-TQ6702 GEN2」と介護施設向けナースコールシステム「ココヘルパX」「ココヘルパVP」との接続検証を実施しました。
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■共同検証の背景
高齢化の進行に伴い、介護施設では入居者の安全確保とスタッフの業務効率化を両立させるため、ICT活用が急速に進んでいます。とりわけ、ナースコールシステムには、呼び出しへの即時対応に加えて、入居者を見守るセンサーや介護業務の効率化を図るための各種連携が強く求められるようになりました。
病院用ナースコールが「医療現場での迅速な処置や緊急性の高い対応」を目的とするのに対し、介護施設用ナースコールでは「日常的な見守り」や「スタッフの少人数化への対応」、「生活支援の一環としての活用」が重視されるという違いがあります。こうしたニーズに対応すべく、各社では現場の実情に即した製品・サービスの開発が進められています。
その中で、ジーコム株式会社(以下、ジーコム)は、30年以上培ってきた無線技術を活かした介護施設向けの無線式ナースコールシステム「ココヘルパ」を自社で開発・製造・販売しています。
「無線化」「スマホ化」による介護ICT化をテーマにした「ココヘルパ」は、介護現場のニーズやシーズに対応するため7つのモデルを用意。中でも、呼出時にスマートフォンの映像確認と会話で入居者の緊急度を把握できる「映像付きナースコール」としては、「ココヘルパX」「ココヘルパVP」「ココヘルパVcam」の3モデルがあり、最上位モデルの「ココヘルパX」は、映像とレーダー技術を活用し、スマートフォンで居室の映像確認や離床動作の検知、状態変化の通知を行います。「ココヘルパVP」は、映像型活動検知機能を搭載し、専用タブレットで入居者の活動状態の把握が可能です。2モデルとも常時録画・録音機能を有し、万一事故が起きてしまった際に事故原因の要因分析ができるようになっています。
こうした製品は、無線通信により施設内のどこにいても呼び出しが可能となる一方で、通信が不安定な場合には、緊急時の対応遅延やスタッフの確認作業増加による業務効率の低下といったリスクも生じます。特に居室間を移動するスタッフが多い介護施設においては、ローミング機能を有する無線LANアクセスポイント(以下、アクセスポイント)の選定が重要となっています。
そこで今回、ジーコムとアライドテレシスでは、新たなアクセスポイントの機種選定で協力体制を強化し、アライドテレシス製アクセスポイント「AT-TQ6702 GEN2」と「ココヘルパシリーズ」において、アクセスポイントとの安定した通信が可能かどうかを確認することを目的に、接続検証を実施しました。

■共同検証の結果
無線LAN接続検証では、ジーコムの「ココヘルパX」「ココヘルパVP」の介護施設向けナースコールシステム端末2機種と当社製アクセスポイント「AT-TQ6702 GEN2」における、無線LAN通信の実現性を確認しました。さらに、当社のネットワークマネジメントソフトウェア「AT-Vista Manager EX」を活用し、GUI上で両端末の接続状況が可視化できることも確認しました。
これにより、信頼性の高い無線LAN環境のもとで、効率的かつ安全なデータ転送を実現し、安心で質の高い介護サービスの提供を支援します。

■検証内容
Wi-Fi 6対応アクセスポイント「AT-TQ6702 GEN2」と、介護施設向けナースコールシステム用端末「ココヘルパX」「ココヘルパVP」の2機種を無線LAN接続し、接続状況および受信強度を確認。
また、ネットワークマネジメントソフトウェア「AT-Vista Manager EX」の無線LANコントローラー機能を用い、各端末の接続状況や受信強度をリアルタイムで監視するとともに、管理PCによる一括管理の動作も確認しました。
なお、各端末ともモニタリング用のスマートフォンとタブレットを用意し、映像確認やコールシステムの動作も確認しています。

<構成イメージ>
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■検証の環境
【ジーコム株式会社 提供環境】
インフォメーションリンクユニット_WT100 ・ハイエンド多機能無線ナースコールシステム「ココヘルパX」
映像とレーダー技術を組み合わせた業界初のナースコールシステムです。呼出時にスマートフォンで居室の映像を確認できるほか、映像とミリ波レーダーを活用して離床動作を検知し、入居者の状態変化を自動で通知します。さらに、サーモパイルセンサーによる体表温のリアルタイム計測も可能で、非接触での見守りを実現しています。
製品についての詳細はこちらよりご覧ください。
https://www.gcomm.co.jp/cocohelpa/x/
メディアユニット_WT50

・トレンド型無線ナースコールシステム「ココヘルパVP」
映像と音声によるナースコール機能に加え、業界初の映像型活動検知機能を搭載し、リモートによる夜間の巡回見守りをサポートします。専用タブレットを使用することで、居室へ足を運ばずに入居者の活動状態を把握でき、スタッフの業務負担を軽減しながら、迅速な対応が可能となります。
製品についての詳細はこちらよりご覧ください。
https://www.gcomm.co.jp/cocohelpa/vp/

【アライドテレシス株式会社 提供環境】
TQ6702 GEN2 ・AT-TQ6702 GEN2
Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)、8×8ストリームに対応し、最大4.8Gbpsの高速化を実現した、2.4GHz帯と5GHz帯の同時使用が可能な2ラジオ搭載の無線LANアクセスポイントです。
製品についての詳細はこちらよりご確認ください。
https://www.allied-telesis.co.jp/products-list/at-tq6702-gen2/







・AT-Vista Manager EX
アクセスポイントやスイッチなどのネットワーク機器に加え、IoT機器も含めてネットワーク全体を可視化するネットワーク運用管理ソリューションです。グラフィカルなUIが直感的な画面操作を可能としネットワークのトラブルもシンプルに解決します。
製品についての詳細はこちらよりご確認ください。
https://www.allied-telesis.co.jp/it-infra/solution/manage/


当社は今後も、安定した無線LAN環境を必要とされるお客様に対し、快適な利用環境を提供すべく、さまざまなデバイスとの相互接続検証を積極的に進めてまいります。

注)記載されている商品またはサービスの名称等はアライドテレシスホールディングス株式会社、アライドテレシス株式会社およびグループ各社、ならびに第三者や各社の商標または登録商標です。
注)記載されている内容、サービス/製品の価格、仕様、お問い合わせ先、その他の情報は発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また、記載されている計画、目標などはさまざまなリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。


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<<製品に関するお問合せ先>>
E-mail:info@allied-telesis.co.jp
URL:https://www.allied-telesis.co.jp/
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<< ニュースリリースに対するお問合せ先>>
アライドテレシス株式会社 マーケティングコミュニケーション部
E-mail: pr_mktg@allied-telesis.co.jp
TEL:03-5437-6042 URL:https://www.allied-telesis.co.jp/
アライドテレシス株式会社 東京都品川区西五反田7-21-11第2TOCビル

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この企業の情報

組織名
アライドテレシスホールディングス株式会社
ホームページ
https://www.at-global.com/
代表者
サチエ オオシマ
資本金
1,001,900 万円
上場
東証スタンダード
所在地
〒141-0031 東京都品川区西五反田7-21-11 第2TOC ビル
連絡先
03-5437-6000

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