デザインコンペ グランプリ
テーマ :THE NEXT EXPERIENCE
グランプリ賞金 100万円
《BRAILLE PARROTER》
大井はるか
アートコンペ グランプリ
テーマ :応募者が自由に設定
グランプリ賞金 100万円
《My Gaze, My Choice.》
リブ
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TOKYO MIDTOWN AWARD 2025 デザインコンペ受賞作品一覧
======================================================= ■グランプリ(1点)
◆総括
「THE NEXT EXPERIENCE」というテーマのもと、テクノロジーや価値観の変化、多様化するライフスタイルなどのバックグラウンドから考えうる、未来に向けた体験のアイデアを募集しました。デジタル体験価値の提案や、逆ネクストとも言えるプリミティブな提案など、実に幅の広い “次なる体験”の作品案が集まりました。クラフトの精神を感じる“もの”の美しさを備えたデザイン、現代生活には欠かせないデジタルデバイス内のアプリケーションのデザインが上位に多く残りました。用紙1枚の作品案から二次審査に進んだファイナリストは、自身のアイデアへの深い洞察に加え、模型の質・提案の深度・プレゼンテーション力ともに高いレベルを備えており、審査員が唸るような場面も見られました。上位賞に関しては、多様な背景をもつ方々に向けたインクルーシブな視点、いつか訪れる災害へのアイデアなど、見過ごされがちな分野を真摯に捉え、デザインの力で見事な提案に仕上がっていたことが印象的でした。今回の受賞・入選作品についてはこれまでと同様、実現化・社会実装化を目指していきます。
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TOKYO MIDTOWN AWARD 2025 アートコンペ受賞作品一覧
======================================================= ■グランプリ(1点)
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トロフィー
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TOKYO MIDTOWN AWARDでは、年度ごとにオリジナルのトロフィーを制作しています。今年度のトロフィーはアートコンペの審査員、永山祐子さんがデザインした作品です。
▲(左)TOKYO MIDTOWN AWARD 2025 トロフィー、(右)TOKYO MIDTOWN AWARD ロゴマーク
【コンセプト】
TOKYO MIDTOWN AWARDのロゴを立体にし、一筆書きのガラスのトロフィーにしました。見慣れているロゴも、立体にし角度を変えてみると全く違った形と繋がりが見えてきます。世の中にある事象をいつもと違う角度から見て、新しい発見をすることからアートもデザインもはじまるのではないでしょうか。私たちを取り巻く世界を新鮮な気持ちで見回していく、そんな姿勢でものづくりに向かっていきたいという思いを込めました。
■This is MECENAT 2025認定について
東京ミッドタウンが“「JAPAN VALUE(新しい日本の価値・感性・才能)」を創造・結集し、世界に発信し続ける街”をコンセプトに、次世代を担うデザイナーやアーティストの発掘と支援、その先のコラボレーションを目的として、2008年よりデザインとアートの2部門で開催するコンペティション。
17年間の実施で、応募者数延べ25,763組の中から、デザインコンペでは、147組・253名(延べ153組・274名)、アートコンペでは、93組・98名の受賞者・入選者を輩出。作品だけではなく、アイデアや作品を生み出すことのできる「人」にもフォーカスするアワードへの進化を目指しています。
また、「TOKYO MIDTOWN AWARD 2025」は、芸術文化振興による豊かな社会創造活動として「This is MECENAT 2025」に認定されています。2014年から毎年認定を受けており、2016年には同協議会が主催するメセナアワードで優秀賞「東京なかつまち技芸賞」を受賞いたしました。
「This is MECENAT」は、公益社団法人企業メセナ協議会が主催する、全国各地で企業などが取り組むメセナ活動(芸術文化振興による豊かな社会創造活動)の社会的意義を示すことを目的とした認定制度です。この認定を受けた活動はそのシンボルとして「メセナマーク」が発行され、これまでに純粋な芸術文化支援をはじめ、環境、福祉、地域活性化といった社会課題の解決に向けた取り組みなど、2014年のスタート以降、のべ1,600件以上の活動が登録されています。