~神奈川県・相模原市・地元企業・学校・鉄道会社が連携し、“橋本発”の地域共創を実現~
≪商品イメージ≫
京王電鉄株式会社(本社:東京都多摩市、取締役社長:都村 智史、以下「京王電鉄」)は、有限会社ら・ふらんす(本社:神奈川県相模原市、代表取締役:村中 昭文、以下「ら・ふらんす」)と連携して、相模原市立旭小学校(住所:神奈川県相模原市、校長:黒岩 由貴子、以下「旭小学校」)の
当時6年生が試作した相模原市の魅力を発信するためのラスクを「berryのとりこ~相模の味~(以下、「本商品」)」として商品化し、10月30日(木)から、京王百貨店サテライト橋本店などで販売します。
本取り組みでは、神奈川県が昨年度実施した「子ども・若者みらい提案実現プロジェクト」の小学生部門・最優秀賞に選出された旭小学校の6年生(当時)の提案により、試作品として製作したブルーベリー味のラスクを、橋本エリアに所縁のある地元洋菓子店「ら・ふらんす」や、自治体と連携して商品化を実現しました。本連携を通じて、地域資源を活かした新しい価値づくりとまちの未来を共に育むことで、今後も相模原エリアの活性化とまちづくりに貢献してまいります。
京王電鉄では、相模原市が取り組む橋本駅周辺における「リニアでつながる 一歩先の未来を叶えるまち橋本」というコンセプトのまちづくりに参画しており、今後も産学官連携を通じてこのまちの未来を実現する取り組みを推進してまいります。
【本件のポイント】
①神奈川県の地域共創プロジェクトで最優秀賞に選出された旭小学校の児童が提案した「相模原市の魅力を発信するために、地元の特産品であるブルーベリーを使ったラスク」の試作品を京王電鉄と地元洋菓子店「ら・ふらんす」が連携して商品化を実現。
②10月30日(木)から、京王百貨店サテライト橋本店および「ら・ふらんす」各店舗にて販売開始。
③商品化および販売を記念して、現在中学1年生になった生徒たちが再集結し、販売場所に掲載する店頭POPなどの告知物の制作に協力。
1.旭小学校6年生が試作した「神奈川県相模原市の魅力を発信するためのラスク」の商品化について
(1)背景および概要
京王電鉄では、神奈川県福祉子どもみらい局が昨年度に実施した「子ども・若者みらい提案実現プロジェクト」において小学生部門・最優秀賞に選出された旭小学校の6年生の「地元の特産ブルーベリーを使って、相模原の魅力を伝えるおみやげをつくりたい」という想いに共感し、地元洋菓子店「ら・ふらんす」と連携して本取り組みの支援を行いました。2025年2月に京王相模原線橋本駅改札付近でブルーベリーラスクの試食会を実施後、子どもたちから「実際の店舗で販売されたらうれしい」の言葉をもらったことをきっかけに、地元で育まれた想いと地域の力が重なり、「berryのとりこ~相模の味~」として商品化につながりました。
(2)商品概要
<商品名>
「berryのとりこ~相模の味~」(ブルーベリー味)
<商品説明>
相模原市にあるブルーベリーファーム「ニローネの里」で摘み取った完熟ブルーベリーの香りと酸味をそのまま閉じ込め、素材の個性を生かすために低温でじっくりと焼き上げました。ひと口ごとに、地元の恵みと豊かな風味が広がります。
<販売価格>
・1個 150円(税込み)
・贈答用ボックス付き 5個入り1,000円(税込み)、10個入り1,850円(税込み)、20個入り3,500円(税込み)
(3)販売開始日
10月30日(木)
(4)販売場所
・京王百貨店サテライト橋本店
・相模原菓子工房ら・ふらんす(横山台店・城山店)
※販売時間は、各販売店舗の営業時間に準じます
≪販売場所イメージ≫
(5)製造・販売業者
有限会社ら・ふらんす
(6)協力企業・自治体・団体
・株式会社京王百貨店
・相模原市立旭小学校卒業生(元6年3組)
・神奈川県
・相模原市
(7)卒業生による店頭POP制作
旭小学校の卒業生(当時6年3組)が「berryのとりこ~相模の味~」の商品化を記念して、販売用の手書きPOPを制作し店頭に掲出します。
≪POPイメージ≫
2.「子ども・若者みらい提案実現プロジェクト」最優秀賞を獲得した旭小学校からのコメント
■2024年度卒業生代表 横尾 結衣さん
最初は、「相模原の活性化のために地域の魅力を伝えたい」という目標でこのラスクを提案しました。その時は本当に自分たちが提案したものが商品化するとは思っていなかったのでびっくりしました。地域の人たちなどに協力してもらい、試行錯誤してラスクを選んだり、地域の人に宣伝したりしたので、このブルーベリーラスクを通していろんな人に相模原やブルーベリーの魅力を伝えたいです。目標のために、試行錯誤してたくさんの人と協力する経験ができました。自分の意見を出したり、人と協力したりすることの大切さを学んだので、これからもこの経験を活かして人と協力することを大事に物事に向かっていきたいです。
■元6年3組担任 田部 恵美子先生
子どもたちは社会に対して、こうであってほしい、こうしていきたいという思いや願いをしっかりと持っています。今回は子どもたちの本気が大人の心を揺さぶり、地域社会を子どもと大人で考えていくことにつながったと思います。試作品の味、ネーミング、パッケージデザインの一つひとつにこだわり、配布の仕方や接客対応など本物の体験を味わいました。そして、子どもたちの情熱は地域の人たちまでを巻き込み、「ベリーのとりこ」の定番商品化を願いました。子どもたちが地域の一員として意見を表出する場があったからこそ、大人の心を動かすことができたと思います。この企画に協力してくださった方々に感謝しております。
3.本取り組みに関するお問い合わせ先
相模原菓子工房ら・ふらんす TEL:042-759-3800(担当:村中)
【参考1】「子ども・若者みらい提案実現プロジェクト」について
神奈川県は、子どもの意見を県の施策に直接反映させるための新たな取り組みとして、子ども・若者から「子ども・若者がみらいに希望を持てる社会にするための提案」を募集しました。
2024年5月17日(金)から2024年7月9日(火)まで提案を募集したところ、計提案の応募があり、書類審査を通過した9提案(小学生部門、中高生部門、若者部門から各3提案)のプレゼンテーション発表会及び審査会を2024年8月13日(火)に開催し、最優秀賞3提案、優秀賞6提案を決定しました。詳細は、神奈川県ホームページをご覧ください
URL:
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sy8/kodomonoiken/kodomoseisakuteian.html