帝京平成大学健康メディカル学部健康栄養学科の2年生(幼児・学童期グループ)は、11月8・9日に行われた「第17回東京都食育フェア」(主催:東京都)に参加した。このイベントは、食育活動をしている団体のブース出展や東京都産の農畜産物等の試食・販売などを通して、食育への関心を深めてもらうもの。同大は、主に幼児・学童期の子どもを対象に、楽しみながら三色食品群を学べるゲームやクイズを実施。子どもだけではなく大人も楽しめるとして、幅広い年代から好評を博した。
【フェア参加までの活動】
帝京平成大学健康メディカル学部健康栄養学科では、第17回東京都食育フェア(※)への参加にあたり、5月中旬に「食育活動」についての原案を学生各自が作成し、発表(コンペ)を実施。児童・学童の食育を取り上げることに決定した。
その後6月~7月にかけては、原案を基に「食育活動」のテーマや内容を学生らで考えた。その結果、「バランスの良い食事を知って、おいしく楽しい食生活を!」をテーマに設定。ゲームで楽しみながら三色食品群を学び、バランスの良い食生活に取り入れてもらうことを目的に、出展計画を立案した。
学生らは9月から本番の11月までにかけて、授業内外に関係なく、媒体・配布物を全て手書きで作成。全体の流れや来場者への対応などについてミーティングやリハーサルを繰り返した。そして初日となる11月8日の朝、学生全員で展示ブースを準備した。
【出展内容】
主に幼児・学童期の子どもを対象としたゲームやクイズを用意。「つりゲーム」で好きな食材を「釣って」もらい、三色食品群に当てはめ、各食品群の働きや足りない食品群についてクイズなどを実施した。さらに、家庭でもバランスの良い食事について繰り返し学んでもらえるよう、手書きのリーフレットを配布。またブース来場者にはお礼に、同学科のチーム「もったいない+(プラス)」が開発したかりんとうをプレゼントした。
【当日の様子】
学生は展示開始時には緊張していた様子であったが、来場者とのコミュニケーションを通じて、対象者(児童・学童)と会話する際に目線を合わせて話すことの必要性を学んだ。さらに、説明を聞いていただいた保護者には、管理栄養士課程の学生としてだけではなく、一社会人として対応しなければならないことも学んだ。
来場した保護者から「先日保育園でやったみたいだから、ちょうど良かった。子どもに聞かれて何色の食べ物か分からずに困っていたのでリーフレットで確認できた。自宅でもやってみます」と感想が寄せられるなど、主に対象としていた幼児・学童をはじめ、幅広い年代から概ね好評であった。
2日目は小雨で1日目よりも来場者が少なかったが、成人の方にも多くご参加いただき、2日間を通じて、大人も子どもも楽しみながら学べるイベントとなった。
【今後に向けて】
イベント後、学生からは「幼児と触れ合うことで、今の子どもの言葉や知識を知ることが大切だと思った」「年齢や理解度に合わせて分かりやすい食育を行うことの大切さを学んだ。今後の授業や実習でも今回の『気付き』を生かしていきたい」「食の楽しさと健康のつながりを伝えられる力を身に付けたい」「今後も食についてのイベント等に積極的に参加していきたい」といった声があがった。
健康栄養学科では今後も、大学の授業・実習や学外での経験を活かして食に関する知識や技術を学び、コミュニケーション能力を養い、地域内外の人々の健康維持・増進に貢献していく。
【学生の感想】
(1)保護者から「家でも活用してみます」という感謝の言葉をいただいた。私たちの思いが相手に届き、食育を実践できたのだと実感した。
(2)保護者の方が今回の展示を見て、「これから気を付けてみます」との声をいただき、伝えたいことが届いたと実感できた。
(3)大人の来場者も楽しんで参加してくださったことから、遊びを取り入れた食育は幅広い人にアプローチできると感じた。
(4)成人の方から「これ、今日の朝食べてきたよ。エネルギーになってくれるんだね」と言っていただいた。普段の生活から食品について少しずつ興味を持ってもらえるようになったのではないかと感じた。
(5)ゲーム形式にすることによって、来場者が説明を聞くだけではなく、自分の手を動かすことで興味を示し、食への意識を強めてもらうことができた。
(6)相手に合わせた伝え方やコミュニケーションの工夫が求められ、食育の「実践力」を身につける場となった。
(7)他の出展者の方々と交流し、相手が理解できるように説明をすることが大切だと学んだ。
(8)準備の段階から当日の運営まで経験し、改めて大変さを実感したが、来場者の笑顔や子どもたちの反応が大きな励みにつながった。
(※)第17回東京都食育フェア
【開催日】 11月8日(土)~9日(日)
【場 所】 代々木公園ケヤキ並木通り
【主 催】 東京都
【東京都HP】
https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/nourin/shoku/sangyo/fair
(参考)
●チーム「もったいない+(プラス)」
https://www.thu.ac.jp/univ/health_medical/ha_index/mottainai
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人 帝京平成大学 入試課
住所:東京都豊島区東池袋2-51-4
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