- 2026年第1四半期の受注高は、比較可能ベースで10%増の214億ユーロ(2025年第1四半期:201億ユーロ)
- 比較可能ベースの売上は8%増の191億ユーロ(2025年第1四半期:184億ユーロ)
- インダストリー事業の利益は15%増の29億ユーロ(2025年度第1四半期:25億ユーロ)、利益率は15.6%に向上(2025年第1四半期:14.1%)
- グループ全体のフリーキャッシュフローは7億ユーロ(2025年第1四半期:16億ユーロ)
- 純利益は22億ユーロを計上(2025年第1四半期:39億ユーロ)。なお、前年同期の純利益には、Innomotics売却に伴う利益(税引後21憶ユーロ)が含まれる
- 年次株主総会にて、2025年度の1株当たり配当金5.35ユーロ(2024年度:5.20ユーロ)とする提案を決議予定
シーメンスは2026年度を好調なスタートで迎え、第1四半期(2025年12月31日終了)において堅調な業績を達成いたしました。この好調なスタートを受け、シーメンスは、2026年度通期の購入価格配分会計前のEPS(PPAあたりのEPS)の見通しを上方修正いたします。従来の10.40ユーロ~11.00ユーロの範囲から、10.70ユーロ~11.10ユーロの範囲に引き上げます。その他の2026年度の業績見通しについて変更はありません。
「第1四半期の堅調な業績は、当社の戦略が着実に成果を上げていることを示しています。シーメンスは成長市場において非常に有利なポジションにあります。人工知能(AI)は当社の事業にとって強力な成長ドライバーです。世界トップクラスのパートナーと共に、中核産業分野における産業用AIの拡大を進めています。設計、開発、製品、運用にAIを深く統合することで、お客様に目に見える価値を提供しています」と、シーメンスAG代表取締役社長兼CEOのローランド・ブッシュは述べています。
また、シーメンスAG CFOのラルフ・P・トーマスは次のように述べています。
「強力なオペレーティング・パフォーマンスが、第1四半期の高い売上につながりました。当社は引き続き戦略を厳格に実行し、加速させている自社株買いプログラムは株主価値の持続的な創出に寄与しております」
全インダストリー事業における売上成長と高い売上
2026年第1四半期において、シーメンスは為替換算およびポートフォリオの影響を除いた比較可能ベースで、受注高を前年同期比10%増の214億ユーロに拡大しました(2025年度第1四半期:201億ユーロ)。受注の伸びは、過去最高の受注を記録したスマートインフラストラクチャー部門が牽引し、デジタルインダストリーズ部門の大幅な成長とモビリティの著しい増加がこれを支えました。インダストリー事業全体で売上高は広範に拡大し、比較可能ベースで8%増の191億ユーロとなりました(2025年度第1四半期:184億ユーロ)。BBレシオは堅調な1.12で、受注残高は2026年第1四半期末時点で過去最高の1,200億ユーロに達しました。
インダストリー事業の利益は15%増の29億ユーロ(2025年第1四半期:25億ユーロ)と大幅に増加し、利益率は15.6%に改善しました。(2025年第1四半期:14.1%)純利益は22億ユーロと堅調に推移しました。なお、前年同期の純利益にはInnomotics売却による利益(税引後21億ユーロ)が含まれていました。これに対応する今期の購入価格配分会計前のEPS(PPAあたりのEPS)は2.80ユーロとなりました。(2025年第1四半期:4.86ユーロ)前年同期のESPからInnomotics売却関連の1株当たり2.64ユーロを除くと、実質的な前年同期のPPA前ESPは2.22ユーロとなります。
グループ全体の継続事業および非継続事業のフリーキャッシュフローは、季節要因を含めに堅調な水準である6億7,700万ユーロとなりました(2025年第1四半期:16億ユーロ)。フリーキャッシュフローの減少は主にインダストリー事業(今期10億ユーロ、前年同期17億ユーロ)によるもので、主な要因は、モビリティプロジェクトにおける支払時期の影響を含む運転資本の積み増しです。また、インダストリー事業以外では、放射性廃棄物の最終処分に関する義務の決済に関連して4億ユーロの支払いが発生しました。
各インダストリー事業で堅調な業績を達成
デジタルインダストリーズ部門は、受注高と売上高において2桁の成長率を達成し、複数の大型契約を獲得したソフトウェア事業と、主に短期サイクル事業が牽引したオートメーション事業の両方が成長に大きく貢献しました。 地域別では、全報告地域で受注高と売上高が増加し、米国と中国では比較可能なベースで大幅な増加となりました。受注高は比較可能なベースで13%増の48億ユーロ(2025年第1四半期:42億ユーロ)、売上高は比較可能なベースで10%増の45億ユーロとなりました(2025年第1四半期:41億ユーロ)。利益は37%増加の8億400万ユーロとなりました(2025年第1四半期:5億8,800万ユーロ)。これにより、利益率は17.8%となりました(2025年第1四半期:14.5%)。利益および売上の大幅な増加は、主にオートメーション事業によるものです。
スマートインフラストラクチャー部門の受注高は比較可能ベースで22%増の過去最高となる72億ユーロ)を記録いたしました(2025年第1四半期:62億ユーロ。全事業および全報告地域において、受注高と売上高が前年同期比で増加いたしました。 売上高は、膨大な受注残の実行を強力に継続した電化事業が主導し、合計55億ユーロに達しました(2025年第1四半期:53億ユーロ)。地域別では、売上高の伸びは主に欧州と米国によるものでした。利益は合計11億ユーロとなりました(2025年第1四半期:8億9100万ユーロ)。 利益率は19.0%となりました(2025年第1四半期:16.9%)。スマートインフラストラクチャー事業は、売上高の増加、規模の経済効果、継続的な生産性向上により、全事業で利益と売上を向上させました。売上には、為替のマイナス影響を上回る商品ヘッジ効果も寄与しました。
モビリティ部門では、受注高は比較可能ベースで10%増加し、29億ユーロ)となりました(2025年第1四半期:27億ユーロ。この増加は、ドイツ向けバッテリー駆動型地方鉄道車両納入契約(6億ユーロ相当)やフランス向け自動運転地下鉄車両納入契約の延長(4億ユーロ相当)など、大型受注による数量増が要因です。 売上高は、主に車両およびカスタマーサービス事業に牽引され、比較可能ベースで9%増の32億ユーロとなりました。利益は15%増の2億8600万ユーロ(2025年第1四半期:2億4900万ユーロ)となり、利益率は9.0%(2025年第1四半期:8.4%)に向上しました。
年次株主総会での配当提案
シーメンスAGの定時年次株主総会は、第1四半期決算発表直後に対面形式で開催される予定です。株主総会では、2025年度配当金として1株当たり5.35ユーロとする取締役会および監査役会の提案について決議が行われる予定です。本提案の配当金は、2024年度の配当金より0.15ユーロ増額となるもので、シーメンスの堅調な業績を裏付けるものです。
つづきはこちら(和文):
https://assets.new.siemens.com/siemens/assets/api/uuid:59ed0f62-8aa7-48dd-b210-6670bec678fa/HQPR202602097341EN-j.pdf
完全な英訳資料完全な決算発表資料をご覧になるにはこちら(英文):
https://assets.new.siemens.com/siemens/assets/api/uuid:958b35dc-9844-4e7f-b30e-eb795d9e74da/HQPR202602097341EN.pdf
財務関係の資料は www.siemens.com/ir からダウンロードできます
【参考資料】
本資料はシーメンスAG(ドイツ、ミュンヘン)が2026年2月12日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に抄訳したものです。本資料の正式言語はドイツ語および英語であり、その内容および解釈についてはドイツ語、英語が優先します。原文プレスリリースおよび関連資料は以下の URL よりご覧いただけます(英文)。
https://sie.ag/6kQVRr
シーメンスAGについて
シーメンスAG(本社:ベルリンおよびミュンヘン)は、インダストリー、インフラストラクチャー、交通、ヘルスケアを中核事業とするテクノロジーカンパニーです。テクノロジーによってすべての人の毎日を変えることを、パーパスとして掲げています。シーメンスは、デジタルと現実世界を結び付けることで、顧客企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)とサステナビリティの変革を加速し、工場の効率化、都市の住みやすさ、輸送のサステナビリティの強化を支援します。産業用AIのリーディングカンパニーであるシーメンスは、その深い専門知識を活用し、生成AIを含むAIを現実世界のアプリケーションに応用することで、多様な産業のお客様にとってAIを身近で影響力のあるものにしています。 またシーメンスは、「We pioneer breakthroughs in healthcare. For everyone. Everywhere. Sustainably. ヘルスケアをその先へ。すべての人々へ。」が企業理念で、世界的な大手医療技術プロバイダーである上場企業Siemens Healthineersの過半数の株式を保有しています。 2025年9月30日に終了した2025年度において、シーメンス・グループの売上高は789億ユーロ、純利益は104億ユーロでした。 2025年9月30日時点の全世界の社員数は約31万8,000人です。詳しい情報は、
https://www.siemens.com/ にてご覧いただけます。
日本におけるシーメンスグループ
シーメンスは、1887年に東京・築地に初めてのオフィスを開設して以来、135年以上にわたり日本のお客様から信頼を寄せられるパートナーとして、日本の産業界の発展に貢献してまいりました。近年は特にデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する先進的な製品やサービス、ソリューションの提供を中核事業として展開しております。グローバルなテクノロジーと知見、日本市場における経験を活かし、日本のお客様にデジタル化とサステナビリティの実現、競争優位性と価値創造力の強化をご支援してまいります。2025年9月末に終了した2025年度において、日本のシーメンスの売上高は約2,458億円、社員数はおよそ2,770人です。詳しい情報は
http://www.siemens.com/jp にてご覧いただけます。
注釈と将来の見通しに関する記述
この文書には、シーメンスが関与する当社の将来の事業および財務実績、および将来の出来事または進展に関連する記述が含まれており、将来の見通しに関する記述を構成する可能性があります。これらの記述は、「期待する」、「楽しみにする」、「期待する」、「意図する」、「計画する」、「信じる」、「求める」、「見積もる」、「意志」、「プロジェクト」またはこれらに類似した意味の言葉によって特定される場合があります。また、他の報告書、目論見書、プレゼンテーション、株主に送付された資料、およびプレスリリースで将来の見通しに関する記述を行う場合があります。さらに、当社の代表者が口頭で将来の見通しに関する発言をすることもあります。このような記述は、シーメンス経営陣の現在の予想と一定の仮定に基づいており、その多くはシーメンスの管理範囲を超えるものです。これらのリスク、不確実性、要因には、特にSiemens Report(シーメンス報告書)(www.siemens.com/siemensreport)のCombined Management Report(統合経営報告書)の「Report on expected developments and associated material opportunities and risks(予想される展開と関連する重要な機会およびリスクに関する報告)」の章、およびHalf-year Financial Report(半期財務報告書)のInterim Group Management Report(中間グループ経営報告書)(当報告年度について既に入手可能な場合)の開示に記載されているものが含まれますが、これらに限定されるものではありません。Combined Management Reportと併せてお読みください。これらのリスクや不確実性が一つでも顕在化した場合、規制当局の法令、決定、評価、または要求が当社の予想から逸脱した場合、パンデミック、社会不安、戦争行為などの不可抗力事象が発生した場合、あるいは将来の出来事を含む根底にある見込みが予定より遅れて発生したり、全く発生しなかったりした場合、または前提が誤っていることが判明した場合、シーメンスの実際の結果、業績、成果は、関連する将来見通しに関する記述に明示的または黙示的に記載されているものと、(否定的または肯定的に)大きく異なる可能性があります。シーメンスは、これらの将来見通しに関する記述を、予想と異なる展開が生じた場合に更新または修正する意向はなく、またその義務を負うものでもありません。本書には、明確に定義されていない適用される財務報告の枠組みにおいて、代替的な業績指標(非GAAP指標)である、または代替的な業績指標である可能性のある補足的な財務指標が含まれています。これらの補足的な財務指標は、シーメンスのConsolidated Financial Statements(連結財務諸表)において適用される財務報告の枠組みに従って表示されるシーメンスの純資産および財務状況、または経営成績を示す指標と切り離して、あるいはその代替指標としてみなされるべきではありません。同じようなタイトルの代替業績評価指標を報告または記述している他の企業は、その計算方法が異なる可能性があります。四捨五入の関係で、この文書や他の文書に記載されている数値は、記載されている合計と正確に一致しない場合があり、パーセンテージは絶対数値を正確に反映していない場合があります。