東洋学園大学現代経営学部の本庄加代子専任講師が担当する「プロジェクトマネジメント」の授業にて、旅館澤の屋に滞在する外国人に対して学生が英語で書道を教えるプログラム“Shodo Experience”(日本語名「冷や汗英語体験プログラム」)を2016年5月~7月に実施。昨年9月に試行した結果、仏、西、英、台など多様な国籍の観光客約40名より高評価を得たと同時に高い教育効果も確認されたことから、今年度は正規授業として本格的に展開する。
■概要
2016年度の同プログラムは、引き続き旅館澤の屋様の全面的な協力のもと、新設科目「プロジェクトマネジメント」の中で、長期的に取り組みを実施。学生は、実務経験が豊富な本庄加代子専任講師の指導を受けながら、自らインバウンドマーケティングを手がける。更に、長年東洋学園大学で英語教育を主導する大村惠子教授のサポートのもと、逃げ場のない英語環境において、今知っている英語だけで冷や汗をかきながら、コミュニケーションを図る成功体験を積む。参加者は、特別に選抜した者ではなく、英語の苦手意識の強い普通の日本人学生。
同プログラムは、学生たちに既に持っている日本人としての当たり前の教養(今回は書道)を再認識させ、東京オリンピックを契機に増える外国人に、気負いなく対峙できる感覚を体得させることがねらい。身近なグローバル化の中での小さな成功体験を積むことで、インバウンドに豊かに貢献する人材の輩出に繋がることが期待される。
■実施詳細
【名 称】 外国人-“Shodo Experience” 学生-「冷や汗英語体験プログラム」
【日 程】
・第一弾/2016年5月10日(火)、17日(火)、24日(火)
・第二弾/2016年6月7日(火)、7月5日(火)、12日(火)
【時 間】 19時30分~22時00分
【場 所】 旅館 澤の屋(所在:東京都台東区谷中2-3-11 代表:澤功 氏)
■参考1
・昨年の成果(1)-外国人観光客は100%大絶賛。「日本の若者の見方が変わった」との声も。
同プログラムは、昨年9月の試行時にフランス、スペイン、イギリス、アメリカ、台湾などの外国人38名全員から、“Extremely satisfied”大変満足との評価を得た。
“We think Japanese students are so cool!” “It gave us a different view on young people in Japan.” “We really enjoyed making small talk with the students.”といった評価の声も届くなど、外国人観光客の高い満足度を得る結果となった。
■参考2
・昨年の成果(2)-参加学生の9割が自己成長を実感。
昨年度の参加学生への調査では、英語については「意外に通じた」が100%、同時に「自身の英語の未熟さを感じた」が66.7%であり、約9割が「自己成長を感じた」と回答。教養教育科目を含む大学での学習意欲が高まった学生も77.8%にのぼり、学習への積極性に繋がる教育成果が確認できている。
▼本件に関する問い合わせ先
東洋学園大学 広報室 (担当:大内・大橋)
TEL: 03-3811-1783
FAX: 03-3811-5176
E-mail: koho@of.tyg.jp
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
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