CDPが実施した“気候変動への対応に関する調査”で、キリングループが3年連続で最高評価の「Aリスト」に認定
- キリン株式会社
- 2016年10月25日
- 17:00
キリンホールディングス株式会社(社長 磯崎功典)は、持続可能な経済を実現させる活動を行う国際NGOのCDP※1により「気候変動Aリスト」企業と認定され、2016年10月25日(火)に株式会社東京証券取引所東証ホール(東京都中央区)にて開催された「CDP2016 日本報告会」で発表されました。
「気候変動Aリスト」とは、その企業活動が気候変動対応と戦略において世界のリーダーであると評価された企業に与えられるものです。今回は、2014年、2015年に続いて3年連続の認定となります。
※1 CDPは運用資産総額100兆米ドルに達する世界の827の機関投資家を代表し、企業の温室効果ガス排出量や気候変動等に関する取り組みの情報を収集、評価している国際非営利団体(NGO)です。
本年、CDPから送付された質問書に対して、自社の気候変動への取り組み情報を開示した企業のうち193社が「Aリスト」に認定されました。企業の開示情報はCDPが確立した独自のメソドロジーにより評価※2され、報告年における排出削減活動や気候変動緩和対策が特に優秀であるとされた9%の企業が「Aリスト」に認定されています。
※2 日本ではFTSEジャパンインデックスを基本とする大手企業500社に対して(1)気候変動管理(2)気候変動によってもたらされる事業的なリスクと機会(3)温室効果ガス排出量の3部門に関する質問書を送付し、その回答結果を分析・評価されています。
キリングループでは、「食と健康」の領域で事業を営む企業グループとして、「キリングループ長期環境ビジョン」を定め、4つのテーマ※3の一つである“地球温暖化”の防止においては、「バリューチェーンでのCO2排出量を2050年までに1990年比で半減する」という高い目標を掲げています。徹底した省エネ活動に加えて、太陽光発電や風力発電および排水処理設備から得られるバイオガスを利用した発電などの再生可能エネルギーの活用、容器軽量化や共同配送を含むバリューチェーンでのCO2削減の取り組みなどを進めています。
今後もキリングループは、豊かな地球の恵みを将来にわたって享受し引き継ぎたいという思いを、バリューチェーンにかかわるすべての人々と共につないでいくためにさまざまな活動に取り組んでいきます。
※3 2050年にバリューチェーンから生じる環境負荷を地球が賄うことのできる能力とバランスさせる「資源循環100%社会の実現」を目指して(1)生物資源、(2)水資源、(3)容器包装、(4)地球温暖化をテーマに取り組んでいます。
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