大妻女子大学社会情報学部情報デザイン専攻・藤村考教授のゼミと中野希大専任講師のゼミは、11月7日(月)まで明治神宮外苑絵画館前(東京都新宿区)で開催されている「TOKYO DESIGN WEEK 2016」(主催:TOKYO DESIGN WEEK株式会社、DESIGN ASSOCIATION NPO)の学校作品展に映像を用いたアート作品を出展。同大から「TOKYO DESIGN WEEK」作品を出展するのは今年が初めてで、万華鏡や少女マンガをモチーフにした作品を展示している。
「TOKYO DESIGN WEEK 2016」の学校作品展では、50校を超える国内外の学校が「pairs」をテーマに作品を製作し、クリエイティブNO.1の学校、学生を競う。10月29日~10月31日と11月2日~11月3日の期間、来場者も参加できる二次審査(一般投票)が行われ、一次審査を通過した学校・学生各20作品の中からファイナリスト 5校・5作品を選ぶ。グランプリは11月4日(金)に発表。
●万華鏡のメディアアート作品「かがみらくる」
藤村ゼミではテーマから“対(つい)”を写し出す鏡を連想。鏡を使って対を表現した巨大な万華鏡のメディアアート作品「かがみらくる」を製作した。7枚の鏡に、寄木細工をイメージした幾何学模様の映像を反射させ、幻想的な空間を作り上げている。また、手の動きを認識するデバイス「Leap motion(リープモーション)」を用いることで、人の動作によって模様が変化するさまが楽しめる工夫も凝らした。なお、11月6日(日)12時15分からはスマートフォンを使った万華鏡作りのワークショップを行う。
同ゼミでは、日頃からwebプログラミングやwebデザインといったプログラミング技術の習得やクラウド環境の使い方、デバイスを活用したメディアアート制作に取り組んでおり、学んだ知識を生かし、実際にアプリやゲームなども制作している。
●少女マンガを題材にした「恋の部屋’s はなちゃんが二人の男の子をめぐって恋をするってはなし。」
中野ゼミの作品は、女子大生らしい少女マンガを題材にした「恋の部屋’s はなちゃんが二人の男の子をめぐって恋をするってはなし。」。ブースに作り上げられた、架空の少女マンガの主人公・はなちゃんの部屋の中から、モノを見つけたり、触れたりすると、主人公の想いが映像となって映し出され、マンガのストーリーが見えてくる。センサーと映像を使って、“モノ”とそこに込められた“想い”のペアを表現している。
主にデザインにおける表現方法を学ぶ同ゼミでは、メディア造形や空間、アート、ビジュアルコミュニケーションなど広範にわたった研究活動に、日々、取り組んでいる。
◆TOKYO DESIGN WEEK 2016開催概要
【開催期間】
・前期: 10月26日(水)~10月31日(月)
・後期: 11月2日(水)~11月7日(月)
【開場時間】 11:00~21:00 ※最終日は20:00まで
【入場チケット】
2,500円(一般当日券)、大学生 1,500円、高校生 1,000円、中学生500円(学生証提示)
【会 場】 明治神宮外苑 絵画館前(〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町2-3)
(関連サイト)
・大妻女子大学社会情報学部情報デザイン専攻ホームページ
http://www.sis.otsuma.ac.jp/i-design/
・藤村ゼミホームページ
http://web.fujimura.com/
・恋の部屋’s公式ホームページ
http://hanakoi.kidaishintaro.com/hanakoi/index.html
・TOKYO DESIGN WEEK 2016
http://tokyodesignweek.jp/2016/tokyo/
▼本件に関する問い合わせ先
大妻女子大学 広報戦略室
東京都千代田区三番町12
TEL: 03-5275-6159
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
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