フェリス女学院大学(学長:秋岡 陽)は、12月8日(木)、9日(金)、10日(土)の3日間、第10回フェリス女学院大学日本文学国際会議「夏目漱石国際シンポジウム」(主催:朝日新聞社、岩波書店、国際交流基金、フェリス女学院大学)を開催。2016年に没後100年、2017年に生誕150年を迎える日本の国民的作家「夏目漱石」にスポットを当て、「漱石は世界をどう読んだか? 世界は漱石をどう読んでいるか?」をテーマに講演や報告会を行う。参加費全日無料、申し込み不要。
シンポジウム初日に開催する「前夜祭」では、東京大学の小森陽一教授が「世界文学としての夏目漱石」をテーマに基調講演を行う。
9日の「第1部」では、「漱石は世界をどう読んだか?」と題し、5名の研究者が、英文学者・夏目漱石が世界文学をどのように読んだかを報告する。
10日の「第2部」では、夏目漱石文学の翻訳者5名によるシンポジウムを実施。各国語に翻訳された漱石文学が、世界中でどのように読み継がれているのかを多角的な視点から探る。
なお、10日にはシンポジウムに関連して実施した「漱石国際エッセーコンテスト」(2016年5月2日~8月10日募集)の表彰式も開催。 さらに会場では、学校法人二松学舎が大阪大学の石黒浩教授、朝日新聞社、学習院大学の夏目房之介教授協力のもと製作している「漱石アンドロイド」を一般公開する。
◆第10回日本文学国際会議 「夏目漱石国際シンポジウム」
≪12月8日(木)前夜祭≫ 世界文学としての夏目漱石
【会 場】 フェリス女学院大学 緑園キャンパス
【スケジュール】
開場 13:30
14:00~14:30 開会挨拶
14:30~16:00 基調講演 小森 陽一 氏(東京大学)
≪12月9日(金)第1部≫ 漱石は世界をどう読んだか?
【会 場】 フェリス女学院大学 緑園キャンパス
【スケジュール】
開場 9:30
10:00~11:00 「英文学と漱石」田久保 浩 氏(徳島大学)
11:00~12:00 「ヨーロッパ文学と漱石」大野 英二郎 氏(フェリス女学院大学)
12:00~13:30 休憩
13:30~14:30 「中国文学と漱石」林 少陽 氏(東京大学)
14:30~15:30 「孫が読む漱石」夏目 房之介 氏(学習院大学)
15:30~16:30 「女性が読む漱石」飯田 祐子 氏(名古屋大学)
≪12月10日(土)第2部≫ 世界は漱石をどう読んでいるか?
【会 場】 有楽町マリオン・朝日ホール
【スケジュール】
開場 12:00
12:30~13:30 漱石国際エッセーコンテスト表彰式
13:30~13:45 休憩
13:45~16:45 翻訳者シンポジウム
アメリカ: マイケル・ボーダッシュ 氏(シカゴ大学)、キース・ヴィンセント 氏(ボストン大学)
ノルウェー: 安倍オースタッド 玲子 氏(オスロ大学)
韓国: 朴 裕河 氏(世宗大学)
中国: 李 広志 氏(寧波大学)
17:00閉会挨拶
※「夏目漱石国際シンポジウム」のプログラム詳細は、添付資料または本学公式サイト
http://www.ferris.ac.jp/ をご覧ください。
【主 催】 朝日新聞社、岩波書店、国際交流基金、フェリス女学院大学
▼本件に関するお問い合わせ先
・シンポジウムについて
フェリス女学院大学企画・広報課
TEL: 045-812-9624
・エッセーコンテストについて
朝日新聞社読書推進事務局
TEL: 03-5540-7985
【リリース発信元】 大学プレスセンター
http://www.u-presscenter.jp/