成城大学(東京都世田谷区/学長:戸部 順一)は、成城大学グローカル研究センター(CGS)で提唱し推進している「グローカル研究」(グローバル化とローカル化が同時かつ相互に影響を及ぼしながら進行するグローカル化現象に関する研究)の一環として、このたびアジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)ならびに文化庁との共催で “Glocal Perspectives on Intangible Cultural Heritage: Local Communities, Researchers, States and UNESCO”「無形文化遺産をグローカルに見る―地域社会と研究者、国家、ユネスコの相互作用―」と題する国際シンポジウムを2017年7月7日(金)から7月9日(日)に開催する。
【タイトル】
無形文化遺産をグローカルに見る ― 地域社会と研究者、国家、ユネスコの相互作用 ―
【日 時】
2017年7月7日(金) 10:00~17:50
2017年7月8日(土) 9:00~15:40
2017年7月9日(日) 14:00~15:30
【場 所】
7月7日(金)、 8日(土): 成城大学 法人棟3F大会議室
7月9日(日): 厚木南公民館体育室
【参加費】 無料
【基調講演者】(7月7日)
ユネスコ前事務局長 松浦晃一郎氏
メキシコ国立大学教授 ルルド・アリスペ氏(ビデオメッセージ)
【主 催】
グローカル研究センター(CGS)、アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)、文化庁
【使用言語】 英語(日本語の同時通訳有り) ※9日は日本語の人形芝居です。
〈シンポジウム内容〉
■1日目:7月7日(金)
・10:00~11:00 基調講演
松浦晃一郎氏(ユネスコ前事務局長)、ルルド・アリスペ氏(ビデオメッセージ・メキシコ国立自治大学教授)
ユネスコ本部無形文化遺産課長 ティム・カーティス氏
・11:15~13:05 Session1
ローカルコミュニティ・地方自治体・研究者・政府はどのようにして協力しながらユネスコの無形文化遺産の保護に関する条約施行に関連する活動(目録作成・保護・推薦・登録)を行うのか?
・13:55~15:45 Session2
ユネスコ条約によってもたらされた変革の影響はどのようなもので、コミュニティはそれをどのように評価してきたか?
16:00~17:50 Session3
ユネスコ条約の施行による影響を評価するにあたり、「文化的仲介者」としての研究者の役割は何か?
■2日目:7月8日(土)
・9:00~10:50 Session4
ローカルコミュニティがユネスコとコミュニケーションを図る際、ユネスコ条約の影響について伝えるために考えられるフィードバッグの仕組みにはどのようなものがあるのか?
・11:05~12:55 Session5
IRCIセッション:IRCIによる無形文化遺産研究者ネットワーク活性化に向けての新たなイニシアチブ
・13:35~14:05 大学内施設見学
成城大学民俗学研究所・柳田文庫(柳田國男氏の旧蔵書)
・14:05~15:40 全体討論・総括
■3日目:7月9日(日)
・14:00~15:30 国指定重要無形民俗文化財「相撲人形芝居」観覧
演目:1)三番叟 2)傾城阿波の鳴門 巡礼唄の段
演者:人形遣い:相模人形芝居・長谷座
太 夫:入江敦子氏 三 味 線:竹本土佐子氏
▼本件に関する問い合わせ先
成城大学 グローカル研究センター
〒157-8511 東京都世田谷区成城6-1-20
TEL: 03-3482-1497
FAX: 03-3482-9740
E-mail: glocalstudies@seijo.ac.jp
【お詫びと訂正】本文中、ティム・カーティス氏の肩書に誤りがありました。正しくはユネスコ本部無形文化遺産課長です。お詫びして訂正します。(2017/06/26 14:15 大学通信)
【リリース発信元】 大学プレスセンター
http://www.u-presscenter.jp/