芝浦工業大学(東京都港区/学長村上雅人)は、東北工業大学(仙台市太白区/学長今野 弘)と12月7日、芝浦工業大学豊洲キャンパスにおいて、連携協定を締結した。
両大学の建学の精神のもとに、教職員・学生の交流の推進等、教育と研究の両面にわたって広く連携を図り、双方の学術研究の成果を共有することなどにより、21世紀における両大学のさらなる発展を目指すとともに、社会にその成果を還元し、我が国の発展に寄与することを目指す。
今後、留学生の共同受け入れや、教職員の相互のFD・SD参加などを実施していく方針。
■1.経緯
芝浦工業大学は、2014年9月に文部科学省より「スーパーグローバル大学等事業 スーパーグローバル大学創成支援(タイプBグローバル化牽引型)」に私立理工系大学で唯一採択され、国内の理工系大学のグローバル化を推進する使命を担っている。また、2016年7月には「教育関係共同利用拠点」の認定を受けた。これは大学教育全体としてより多様で高度な教育を目指すための制度であり、本学は理工学教育のモデル構築とその基本的な枠組みおよび教育手法を国内に浸透させる拠点としての役割も担っている。
日本全国の工科系大学と連携して理工学人材育成をけん引する目的から工大サミットを結成、これまでに福岡工業大学、愛知工業大学、大阪工業大学と連携協定を締結してきた。そして今回、東北工業大学との連携協定締結に至った。
■2.連携概要
(1) 教育、研究に関すること
(2) 教職員・学生の交流に関すること
(3) その他、本協定の目的を達成するために必要な事項
■3.今後の予定
今回の協定締結により、女子学生の獲得など同様の課題を持つ全国の工科系大学との連携がいっそう強化され、国内全体の理工学人材の育成が推進される。村上学長は「理想とする全国の工大連携につながっていると感じる。協力し合い、積極的に工科系大学の良さをアピールしていきたい」と今回の連携協定について話した。東北工業大学の今野 弘学長は「教職員だけでなく、学生を育てるという意味でも力強い。ともに高みを目指していきたい」と語った。
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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