近畿大学農学部(奈良県奈良市)は、奈良県平群町、(株)テンダーボックス(奈良県平群町)との産学官連携により、金時いもジェラート「へぐりっこ(R)」を平成27年(2015年)に開発しました。この度3年目を迎え、平成30年(2018年)1月12日(金)から、(株)テンダーボックス直営店などで期間限定で販売します。
【本件のポイント】
●産学官連携で開発した金時いものジェラートを期間限定で販売
●農学部の学生が、原材料のサツマイモの生産やペーストの加工、商品デザインを担当
●学生は農産物の生産から加工、流通・販売までを、座学だけでなく現場で学ぶことで、より専門的・実学的な知識を習得し、アグリビジネス(農業関連産業)のプロを目指す
【本件の概要】
近畿大学農学部農業生産科学科は、アグリビジネス実習の一環として、奈良県平群町、(株)テンダーボックスと連携し、金時いもジェラート「へぐりっこ(R)」を平成27年(2015年)に開発し、毎年期間限定で販売を行っています。この度3年目を迎え、平成30年(2018年)1月12日(金)から、イタリアンジェラートとパスタの専門店「mamma」などで期間限定で販売します。本学学生は、奈良県平群町における原材料の金時いもの生産、ジェラート用ペーストの加工、商品デザインなどを担当しました。
イタリアンジェラートとパスタの専門店「mamma」での販売について
■販売開始日:平成30年(2018年)1月12日(金)数量限定のため売り切れ次第終了
■販売価格 :320円(税込)
■製 造 者:(株)テンダーボックス
■販 売 店:イタリアンジェラートとパスタの専門店「mamma」((株)テンダーボックス直営店)
(奈良県生駒郡平群町菊美台1丁目7-33 近鉄生駒線「東山駅」下車徒歩すぐ)
営業時間11:00~21:00、月曜定休(祝日の場合翌日休)
■問い合わせ:(株)テンダーボックス TEL(0745)46-1081 担当:佐野
【その他販売店舗】※イタリアンジェラートとパスタの専門店「mamma」とは、販売開始日や価格が変わる場合があります。また数量限定のため売り切れ次第終了となります。
店 名:道の駅大和路へぐり くまがしステーション
住 所:奈良県生駒郡平群町平等寺75-1
営業時間:9:00~18:00、不定休
店 名:ファミリーマート 近畿大学奈良キャンパス店
住 所:奈良県奈良市中町3327-204
営業時間:8:30~20:00(月~金)、8:30~17:00(土)、日曜・祝日定休
店 名:奈な屋
住 所:奈良県奈良市二名平野2-2195-1
営業時間:11:00~15:00、17:00~21:00(月・水~金)、11:00~20:30(土・日・祝)、火曜定休
【平群町について】
平群町と近畿大学は、平成25年(2013年)に「アグリビジネス実習」に関する業務委託契約を締結し、農学部農業生産科学科の実習を平群町内に設置した実習圃場で行う等、農業・食品関連分野を中心とした連携を実施しています。平成29年(2017年)1月17日には包括連携協定を締結し、平群町の有する豊かな自然環境、歴史、文化と、14学部48学科を有する本学の知見を生かして、まちづくりや文化学術振興等の様々な分野でのさらなる連携を進めています。
【(株)テンダーボックスについて】
(株)テンダーボックスは、奈良県生駒郡平群町に本社を置き、手作りイタリアンジェラートの販売・企画・OEMやイタリアンレストラン「mamma」の経営等を手がけています。ジェラートについては、定番商品から季節商品、各地の特産品を用いた「ご当地ジェラート」まで、これまでに編み出したレシピは実に300以上を誇ります。また、平成27年(2015年)1月にジェラートの本場・イタリアで開催された「第36回SIGAイタリア国際ジェラートコンテスト」自由部門にて日本人最高位となる世界6位入賞を果たしています。
■設 立 :平成9年(1997年)3月25日
■代表取締役 :華田 宗孝
■所 在 地 :奈良県生駒郡平群町菊美台1丁目7-33
■WEBサイト:
http://www.tender-box.com/
【アグリビジネス実習】
近畿大学農学部農業生産科学科では、「アグリビジネスマイスター」認定制度を開設しており、その一環で3年生を対象に「アグリビジネス実習(通年)」を行っています。本実習では、奈良県平群町の耕作放棄地を再生した圃場において、農産物の作付け計画から栽培、管理、収穫、そして加工や販売までを一貫して学んでいます。平成29年度(2017年度)は40人の3年生がアグリビジネス実習を受講しています。
【アグリビジネスマイスター認定制度】
時代の流れとともにアグリビジネス(農業関連産業)の形態も大きく変わってきました。作物を作って終わりではなく、「いかに売れるものを作っていくか、付加価値を高めていくか」への発想の転換が、農業にも求められてきています。
そのような社会のニーズに応える人材の育成を目的に、近畿大学農学部農業生産科学科では、「アグリビジネスマイスター」認定制度を平成23年(2011年)4月に開設しました。生物現象の知識とともに、農産物の生産から加工、販売までをトータルに学修し、課程修了後に近畿大学農学部からマイスターの称号が与えられます。特徴的なカリキュラムとしては、アグリビジネス実習、アグリビジネス起業論、農業実習等が挙げられます。平成23年度(2011年度)入学生より認定を開始し、平成25年度(2013年度)~平成28年度(2016年度)にかけて、100人の学生が認定されました。
農業の6次産業化※の先進事例について学ぶことを目的に農業法人での実習も実施しています。現場に足を運び、実際の事業を肌で感じることで、ビジネスモデルの構想能力や地域産業とのコーディネート能力を磨きます。
※農業などの1次産業が生産に加え、農産物の加工や流通・販売なども手がけること
関連URL:
http://www.kindai.ac.jp/agriculture/
▼本件に関する問い合わせ先
総務部広報室
住所:〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1
TEL:06‐4307‐3007
FAX:06‐6727‐5288
メール:koho@kindai.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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