近畿大学農学部(奈良県奈良市)では、平成30年(2018年)5月22日(火)、23日(水)に、「金賞健康米」と「におわないブリ」を使用した「におわないブリ丼」を学生向けに提供します。
【本件のポイント】
● 近畿大学が技術協力した「金賞健康米」と、「におわないブリ」を 使用したコラボ丼を学生に販売
● 新入生歓迎イベントとして農学部学生自治会が主体となって企画
● 本学の研究成果を1つの丼にし、学生達に近畿大学の研究活動への理解を深める
【本件の概要】
近畿大学農学部では、平成28年(2016年)から近畿大学の研究活動への理解を深めることを目的に、学生自治会が主体となって農学部の研究成果物である「金賞健康米」に、農学部と関連する本学の研究成果物を組み合わせた「コラボ丼」を企画しており、昨年は「近大マグロ」を使った丼を学生に提供しました。企画3年目となる今年は、本学世界経済研究所教授 有路昌彦により開発された「におわないブリ」とコラボ。限定400食で学生に提供し、新入生に「食」を通じて近畿大学の研究成果を理解してもらいます。
■日 時:平成30年(2018年)5月22日(火)、23日(水)11:00~(※売切次第終了)
■場 所:近畿大学奈良キャンパス 学生食堂Agrie(アグリー)
(奈良県奈良市中町3327-204、近鉄奈良線「富雄駅」からバス約10分)
■メニュー:「におわないブリ丼」 300円(税込) 各日200食
■対 象:近畿大学学生
【金賞健康米について】
近畿大学農学部応用生命化学科教授 白坂憲章を中心とするグループが技術協力し、米穀卸売業の幸南食糧株式会社(大阪府松原市)、精米機メーカーの株式会社サタケ(広島県東広島市)と共同開発した新しい精米法を用いた米です。
従来の精米法ではビタミン類やミネラル分などの栄養成分が糠と一緒に取り除かれていましたが、「金賞健康米」は栄養成分を残して精米する新しい技術を開発することによって栄養価を高く保つことに成功しました。当グループは、白米の栄養価を向上させる方法を検討するだけでなく、食品分野での応用例が少ないイメージング質量分析(MALDI-IMS)という手法を用いて栄養素が米のどの部分に分布しているかを明らかにし、栄養成分を豊富に残したまま白い炊きあがりとなる新しい白米の開発に成功しました。
現在、この新しい精米法を用いて、「ゆめぴりか」「あきたこまち」、「はえぬき」、「森のくまさん」などの地域を代表するブランド米が「金賞健康米」として販売されています。
【におわないブリについて】
におわないブリは、国内外でのブリの需要拡大のため、近畿大学世界経済研究所教授 有路昌彦の監修により、独自の基準に基づく仕入れと加工を行い、ブリをはじめとした青魚が苦手な人の原因である臭いを抑えて、さっぱりとしたブリ商品が開発されました。
▼本件に関する問い合わせ先
総務部広報室
住所:〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1
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メール:koho@kindai.ac.jp
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