2019年8月1日、日本工業大学の応用化学棟(E24棟)が1年余りの工期を経て完成し、竣工式が執り行われた。2018年度の学部学科改編によって新設された基幹工学部応用化学科の関連施設が集約され、新たな拠点としての活用が期待される。
同棟は鉄骨造3階建てで建築面積が約2,000平方メートル、延床面積が約4,600平方メートル。
1階には最先端の分析機器、合成装置を備えるオープン研究スペース、実験室、分析室が設けられている。
2階には共通教育学群物理系の研究室が移設され、応用化学科も利用可能な実験機器を備えた共用実験室4室を配置。
3階は、これまで分散していた応用化学科の研究室、学生室、ゼミ室などが集約された。
また、環境への配慮から1階に実験排水用中和装置、屋上には排気処理装置が完備されている。
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