聖徳大学(千葉県松戸市)は11月21日、「第5回高校生の体験発表会」(後援:千葉県教育委員会・千葉県高等学校長協会・松戸市・松戸市教育委員会・松戸商工会議所)を開催した。これは、高校生等が行っている地域貢献活動等の発表の場として2017年から開催しているもの。今年度は新型コロナウイルス感染症対策の観点からオンラインで開催され、高等学校35校・中学校1校から計41グループが参加した。審査の結果、聖徳大学長賞(最優秀賞)は千葉県立小金高等学校、千葉県立八千代高等学校、同大附属取手聖徳女子高校の3校に決定。上位入賞校の発表動画は同大ウェブサイト上で公開されている。
聖徳大学では2017年から「高校生の体験発表会」を開催している。これは、高校生による主体的な学びが注目される中、地域の教育の拠点としての役割を果たすべく、千葉県をはじめ近隣の高校生等が行っている地域貢献活動や体験学習等について発表する場となることを企図したもの。
高校生同士の理解や発見に寄与し、それぞれが自身の学びのさらなる深化と一層の広がりにつなげることを目的としており、高校側からも、生徒たちが自身の取り組みを振り返り、自らの言葉で発信する機会を得ることで、さらなる学習意欲につながっているとの高い評価を得ている。
5回目となる今回は、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、ビデオ会議ソフト「Zoomウェビナー」を利用してオンラインで開催。高等学校35校・中学校1校から参加した計41グループが、それぞれの活動や体験についてプレゼンテーションを行った。
審査の結果、千葉県立小金高等学校、千葉県立八千代高等学校、聖徳大学附属取手聖徳女子高等学校の3校に最優秀賞である「聖徳大学長賞」が贈られた。
千葉県立小金高等学校は、学校のビオトープにおけるヘイケボタルの完全人工飼育の取り組みを通じて、環境問題と都市計画について考察。千葉県立八千代高等学校は、市内のパン職人と協働してオリジナルパンを考案・販売した取り組みについて発表した。また、聖徳大学附属取手聖徳女子高等学校は、男女を区別する色の固定観念がいつから生まれるのかについて、幼児期に着目し調査・分析した。
全受賞校と発表題目は下記の通り。なお、上位入賞校の発表動画は、同大ウェブサイト上(
https://www.seitoku-u.ac.jp/9746/ )で閲覧することができる。
【聖徳大学長賞】
・千葉県立小金高等学校「ホタルの人工飼育を通して環境保護と地域発展を考える」
・千葉県立八千代高等学校「パン作りを通じた地域貢献~やちパンプロジェクト~」
・聖徳大学附属取手聖徳女子高等学校「幼児期における色の固定観念について」
【千葉県高等学校長協会会長賞】
・茨城県立伊奈高等学校「JUNTOS!」
・千葉県立我孫子東高等学校「小さな一歩を大きな一歩へ」
・二松学舎大学附属高等学校「理数科研究部の活動報告~液体窒素と昆虫食~」
【松戸商工会議所会頭賞】
・茨城県立八千代高等学校「5Cプロジェクト~系列をまたいだ地域貢献的学習~」
・聖徳大学附属女子高等学校「日本酒ラベルについて」
【聖徳大学副学長賞】
・千葉県立安房拓心高等学校「安房拓心高校畜産系列について」
・千葉県立木更津高等学校「木高祭の取り組み」
・千葉県立千葉商業高等学校「千葉市の魅力PR動画」
・千葉県立八千代東高等学校「八千代市立村上北小学校との交流事業」
・松戸市立松戸高等学校「マレーシア研修を通して」
・千葉敬愛高等学校「日本に求められること:柔軟性と多様性」
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・聖徳大学が11月21日に「第5回高校生の体験発表会」をオンライン開催 -- 遠方の高校生の参加も募集(2020.09.18)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-44384.html
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