大東文化大学(東京都板橋区)による「インターンシッププロジェクト」がこのたび、第5回「学生が選ぶインターンシップアワード」で優秀賞に選定された。同アワードは、学生の社会的・職業的自立に貢献したインターンシッププログラムを表彰するもの。今回は544法人・645プログラムの応募の中、事前・事後学習プログラムの充実、現場体験比率を6割以上に設定するといった、採用としてのインターンシップとは区別した大学主導の教育効果の高いプログラム構築の工夫が評価された。なお、5月17日(火)には「インターンシップカンファレンス」がオンラインで行われ、優秀賞4法人の中から「大賞」「文部科学大臣賞」が選定・発表される。
「学生が選ぶインターンシップアワード」では、学生の社会的・職業的自立に貢献したプログラムを表彰。学生の職業観の涵養を促進する効果的な取り組みを周知することで、プログラムの質的向上および実施企業数の増加を図り、学生と企業のより精度の高いマッチングを目指している。
このたび同アワードで優秀賞を受賞した「大東文化大学インターンシッププロジェクト」は、就業体験を中心とした5日間の単位認定インターンシッププログラムで、商社、製造、IT 、小売など29社と合同で実施。企業間でのばらつきが出ないよう受け入れ企業向けのセミナーを開催したり、実習プログラムを事前に確認したりするなど、学生が質の高い就業体験を平等に受けられるよう工夫した点が評価された。
さらに、事前・事後学習プログラムの充実や、現場体験比率を6割以上に設定したこと、配属は学生からの希望を聞いた上で決定するなど、教育効果の高いプログラムを構築するための丁寧な工夫が随所にみられることが高く評価された。
◆大東文化大学インターンシッププロジェクトのポイント
1.「 教育目的 」を明確にしたインターンシップを大学主導で実施
・採用に結びついたインターンシップとは差別化を図る
・事前・事後教育の機会を提供することで教育としての位置づけを明確にした
2.キャリア施策(キャリアセンター)と教育(正課授業)との連携をはかり、大学が一体となったキャリア支援を実施
3.キャリア教育として、授業での一方的な知識の伝授にとどまらない実践型の授業を展開
■「学生が選ぶインターンシップアワード」
・URL:
https://internship-award.jp/
【主 催】「学生が選ぶインターンシップアワード」実行委員会
【後 援】経済産業省、厚生労働省、内閣府、文部科学省、株式会社日本経済新聞社、株式会社マイナビ
【概 要】
学生の社会的・職業的自立に貢献したインターンシッププログラムを表彰するアワード。学生の職業観の涵養を促進する効果的なインターンシッププログラムを周知することで、プログラムの質的向上および実施企業数の増加を図り、学生と企業のより精度の高いマッチングを目指す。
また、結果として「学生がインターンシップに参加する目的に合致し、1年次から卒業前までの在学中に自らの専攻や将来のキャリアに関連した就業体験をより積極的に行う環境」が構築されることも目的としている。
5回目となる今回から新たに「地方創生賞」を創設。地方公共団体からの応募も受け付けることで、教育効果が高く地方創生にも寄与するインターンシッププログラムを表彰し、より多彩な取り組みについて発信する。
《インターンシップカンファレンス》
【日 時】5月17日(火) 13:00~16:00
【方 法】WEB開催
▼本件に関する問い合わせ先
大東文化大学キャリアセンター事務室(東松山キャンパス)
TEL:0493-31-1507
E-mail: syusyoku@jm.daito.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/