追手門学院大学(大阪府茨木市、学長:真銅正宏)では、今夏から海外留学プログラムを再開。7月9日から順次渡航を開始している。第1陣として、今年4月に開設した国際学部グローバルスタディーズ専攻の1期生がアメリカ合衆国に渡航。語学だけではなく、イノベーションやリーダーシップ論、戦略立案などを学んでいく。
【ポイント】
○海外留学プログラムを再開、7月~9月にかけて全7カ国の大学に40名が渡航予定
○第1陣として2022年4月に開設した国際学部グローバルスタディーズ専攻の1期生が渡航
○ペンシルバニア大学やカリフォルニア大学サマーセッションへの留学で、語学と合わせリーダーシップ論や戦略立案などを学ぶ
追手門学院大学では、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行を受けて2020年度から海外現地への留学を中止。オンライン留学などのプログラムを行ってきた。
このほど同大は、長期留学や短期留学、交換留学を再開。7月~9月にかけてアメリカ、イギリス、スペイン、オランダ、オーストラリア、韓国、台湾の全7カ国の大学に40名が渡航を予定している。
第1陣として、今年4月に国際教養学部を改組して開設した国際学部のグローバルスタディーズ専攻1期生のうち16名が2組に分かれて渡米。7月9日、ペンシルバニア大学に留学予定の学生らが日本を旅立った。さらに7月24日には、カリフォルニア大学バークレー校サマーセッションに向けて出発する。
同専攻では、留学プログラムへの参加を卒業要件としている。語学の習得に加え、現地の講師からイノベーションやリーダーシップ論、戦略立案なども学ぶ予定になっている。
渡航にあたっては、学生と保護者向けに留学前オリエンテーションを実施。留学ビザの取得や海外旅行保険の加入、入出国前のPCR検査の実施方法、留学中の危機管理対策や感染予防などについて細かく説明が行われた。また、学内の関係部署が集まり、留学中に学生が事件や事故に巻き込まれた場合を想定した危機管理訓練を実施。学内での対応を再点検した。
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