この度、SAWACHI型健康社会共創拠点事業の一環として、室戸市の小学生を対象にVRを使った体験学習型イベントを防災コミュニティセンター(室戸市菜生地区)で開催しました。本事業では、HealthTech産業の創出を突破口に産学官共創システムを実現し、失敗を恐れない挑戦者を受け入れる大皿「SAWACHIパーク」を展開するため、VRを使った防災教育にも取り組んでいます。今回は、小学生にVR技術を通じて防災意識を高めてもらうための体験学習型イベントを実施しました。
「安心、安全でぼっちり(ちょうどよい)なスペースをつくろう!」をテーマに、三次元空間の中で表現された室戸市天然記念物アコウの木々の風景を前にツリーハウスを制作し、自分にとって一番必要だと思うスペースを仮想空間(メタバース)で可視化しました。なお、制作したメタバースは、オンライン上のVRプラットフォームにアップロードし、世界中に向けて発信しました。
参加した小学生はそれぞれ思い思いの「居心地の良い空間」を制作し、その過程を通してメタバースやVRに対する理解を深めるとともに、災害時においてどうすれば社会的配慮が必要な方々が移動しやすく使いやすい空間が作れるかといった防災・福祉面について学習しました。
参加者の声
●(実際にメタバースを制作して)楽しかった、またしてみたい、今度はもっと大きな空間でやってみたい
●パソコンを使った作業が難しかったけど楽しかった
●世界に向けて発信できたのがすごい
関連サイト
●SAWACHI型健康社会共創拠点 | 室戸・高知をHealthTechの世界拠点に
https://medi-kochi.jp/sawachi/
▼本件に関する問い合わせ先
高知大学 医学部・病院事務部 総務企画課 研究推進室 研究支援係
TEL:088-888-0386
メール:sawachi@kochi-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/