2023年4月10日、東京

ロールス・ロイス・モーター・カーズは、このたびアジア太平洋地域最大の市場の中心である東京に、サテライト・オフィスを開設しました。このオフィスは、シンガポールのアジア太平洋リージョナル・オフィスを拡張したもので、当社の事業における北アジアの重要性が高まっていることを意味しています。

セールス、マーケティング、オーナーシップ・サービス、コーポレート・コミュニケーションを担当する計7名で構成されるこのチームは、重要市場である日本と韓国を統括しています。そして、日本と韓国のヘッド・オブ・コーポレート・コミュニケーションとして今村夕起が、ロールス・ロイスのチームに新たに加わりました。

アジア太平洋リージョナル・ディレクターのアイリーン・ニッケインは次のように述べています。「この戦略的な東京オフィス開設により、日本と韓国という重要な市場において、お客様、ディーラー、パートナーへのサポートをさらに強化することが可能になります。若年化が進む顧客層がビジネスを牽引するという環境変化の中で、ロールス・ロイスは、自動車からラグジュアリーへと完全に焦点をシフトさせています。」

「初の完全電気自動車、スペクターの発売を控え、今年はこの地域にとって慌ただしくもエキサイティングな一年となるでしょう。スペクターへの期待値は非常に高く、既存のお客様から新しいお客様まで、非常に多くのご注文をいただいています。また、日本と韓国のショールームを最新のグローバル・スタンダードにアップデートし、オーナーシップ・サービス施設を拡張し、スペクターの支えとなる電気インフラを追加するとともに、現地語でのお客様サポートを充実させる予定です。」

ロールス・ロイス・モーター・カーズは、現在、日本の6つの主要都市、東京、横浜、名古屋、大阪、広島、福岡にショールームを展開しています。韓国では、ソウルと釜山の2都市にショールームがあります。

ロールス・ロイスは、グッドウッドでの生産を開始した2003年から東京にディーラーを開設し、日本での存在感を高めてきました。韓国では、2004年にソウルでのショールーム開設と同時にビジネスを開始しました。

2022年、ロールス・ロイス・モーター・カーズの東京ディーラーは、「グローバル・ディーラー・オブ・ザ・イヤー」という名誉あるタイトルを初めて獲得しました。

ブランド初の完全電気自動車で、スーパー・ラグジュアリー・セグメントでは初のエレクトリック・スーパークーペとなる新型ロールス・ロイス・スペクターは、6月に日本で初めて発表される予定です。

昨年、ロールス・ロイスは過去最高の年間販売台数を達成し、前年比8％増の計6,021台の車を世界約50カ国のお客様にお届けしました。なお、12ヵ月間の販売台数が6,000台を超えたのは、118年の歴史上初めてのことです。また、ビスポークの受注額も過去最高を記録し、日本と韓国においても、ロールス・ロイスの全モデルに対する需要は非常に強く、すでに2023年後半以降までの先行受注が確保されています。

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ロールス・ロイス・モーター・カーズはBMWグループの完全子会社であり、航空機用エンジンや推進システムを製造するRolls-Royce plc（ロールス・ロイス・ピーエルシー）とは完全に別会社です。英国ウエスト・サセックス州グッドウッドにあるロールス・ロイス・モーター・カーズの本社および製造工場では2,500名以上の熟練した男女が勤務しており、世界で唯一、極めて上質な自動車を手作業で製造しています。