【接続検証】ナカヨのビジネスホンシステムにローミングレスによる通信の途切れない無線LAN環境を提供。職場のコミュニケーションと業務効率の向上に寄与

アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役社長 サチエ オオシマ)は、2023年5月に株式会社ナカヨ(本社 群馬県前橋市、代表取締役社長 貫井 俊明 以下、ナカヨ)の協力のもと、信頼性の高い機能と操作性を追求したビジネスホンシステム「NYC-X」と「AT-TQ6702 GEN2」をはじめとする当社製Wi-Fi 6対応無線LANアクセスポイント3製品との接続検証を実施しました。

■共同検証の背景
ナカヨの「NYC-X」は、IP固定電話や多機能電話アプリケーション2「ET-MFTAPI2(IOS用)/ET-MFTAPA2(Android用)」を搭載したスマートフォンを用いたビジネスホンシステムです。通常の通話だけでなく、複数人によるビデオ通話や顧客情報などのデータ共有、IPカメラドアホンのモニター画面の表示などに対応しており、社内外のコミュニケーションツールとしてオフィスを中心に多くの企業で導入されています。また、介護施設では緊急時の呼び出しができるなど、様々な環境で有効活用されることが見込まれています。

しかし、本システムを安定して運用するには、安定した無線LAN環境が必要となります。
そこでアライドテレシスは、「NYC-X」ビジネスホンシステムと当社製Wi-Fi 6対応無線LANアクセスポイントおよび関連ソリューションとの接続検証を行い、安定した通信環境の実現性を確認しました。

■検証結果
本検証によって、移動しながらでもローミングレスによる安定した通信を確立したことを実証しました。
また、Wi-Fi 6の大容量・高速通信という特性を活かすことで、社員や介護施設職員などが携帯するスマートフォンなどの接続クライアントが増えても通信の安定性を維持します。これにより、ビジネスホンシステムを利用した効果的なコミュニケーションを促進するワイヤレスネットワークの構築が可能となります。

■検証概要
複数の無線LANアクセスポイントが仮想的に1台として動作しローミングの発生しない環境を提供する「AWC-CB」と、高速・大容量通信を実現するWi-Fi 6対応無線LANアクセスポイント「AT-TQ6702 GEN2」「AT-TQ6602 GEN2」「AT-TQ6602」を用いた通信環境を構築。「ET-MFTAPI2/ET-MFTAPA2」を搭載したスマートフォンで、同機種のアクセスポイント2台の間を移動させながら、以下の3パターンを検証しました。
  1. キープアライブ試験:「NYC-X」主装置と接続し「NYC-X」システムへのログイン状態を確認
  2. 音声通話試験:「NYC-X」対応の多機能電話アプリケーションと接続し、音声通話が正常であることを確認
  3. 映像通話試験:「NYC-X」対応の多機能電話アプリケーションと接続し、映像通話が正常であることを確認
各試験は、アクセスポイント「AT-TQ6702 GEN2」「AT-TQ6602 GEN2」「AT-TQ6602」の3製品ごとに実施。

<共同検証の概要図>

【検証環境について】
■株式会社ナカヨ 提供環境
ビジネスホンシステム「NYC-X」
様々なIP電話回線の収容やスマートフォンを活用した本システムは、オフィス内や外出先でも公衆網を利用して、モバイル端末を内線感覚でお使いいただけます。信頼性の高い機能と操作性を追求し、オフィスだけでなく、テレワークなど多様なワークスタイルに対応します。
NYC-X 製品サイト:https://www.nyc.co.jp/products/nyc-x/

多機能電話アプリケーション2「ET-MFTAPI2/ET-MFTAPA2」
本アプリケーションを搭載することで、NYC-Xなどの多機能電話機と同様の機能をスマートフォンにて利用でき、ビデオ通話やWeb会議も可能です。


■アライドテレシス株式会社 提供環境
AT-TQ6702 GEN2、AT-TQ6602 GEN2、AT-TQ6602
Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)対応、2.4GHz帯と5GHz帯の同時使用が可能な2ラジオ搭載の無線LANアクセスポイントです。AT-TQ6702 GEN2は8×8ストリームに対応し最大4.8Gbps、AT-TQ6602 GEN2は4×4ストリームに対応し最大2.4Gbps、AT-TQ6602は4ストリーム上下方向MU-MIMOに対応し最大2.4Gbpsの大容量・高速通信が可能です。
各種無線LANアクセスポイントの詳細はこちらからご確認いただけます。
https://www.allied-telesis.co.jp/products/list/wireless/#wireless1

AWC(Autonomous Wave Control)
チャンネルや電波出力を自律的に調整して無線エリア内の電波干渉を最小化する技術。ストレスのない安定した通信環境を実現します。
ソリューション詳細:https://www.allied-telesis.co.jp/solution/wireless/awc/

AWC-CB(AWC-Channel Blanket)
無線エリア内の複数アクセスポイントが同一のチャンネルを利用し、仮想的に1台のアクセスポイントとして動作する技術。ローミングレスによる通信の途切れない無線LAN環境を実現します。
ソリューション詳細:https://www.allied-telesis.co.jp/solution/wireless/awccb/

AT-x550-18XTQ
コンパクトな1Uハーフサイズの筺体で、デュアルスピードの1000M/10Gダウンリンクと40Gアップリンクに対応し、スタックとレイヤー3機能を搭載した10ギガビット・インテリジェント・スタッカブルスイッチ。クラウドアプリケーションやIoT端末の普及で、ネットワークトラフィックの増加や高速通信が必要なネットワークにコア~ディストリビューション・スイッチとして、または、高いポート密度が必要となるサーバースイッチとしての導入に最適です。
製品仕様:https://www.allied-telesis.co.jp/products/list/switch/x550/catalog.html

AT-x230-10GP
10/100/1000BASE-TとSFPスロットを標準搭載したレイヤー2プラス・ギガビット・インテリジェント・スイッチ。IEEE802.3at準拠のPoE+機能に対応し、1ポートあたり最大30W、システム全体では124Wの給電が可能。大容量電力と高速通信が同時に必要となる無線LANアクセスポイントやIPカメラなどの集約スイッチに最適です。
製品仕様:https://www.allied-telesis.co.jp/products/list/switch/x230/catalog.html

当社は、今後も安定した無線LANを必要とするお客様へ快適な利用環境を提供するため、さまざまなデバイスとの相互接続性の検証を実施してまいります。


注)記載されている商品またはサービスの名称等はアライドテレシスホールディングス株式会社、アライドテレシス株式会社およびグループ各社、ならびに第三者や各社の商標または登録商標です。
注)「NYC-X」は株式会社ナカヨの登録商標です。
注)記載されている内容、サービス/製品の価格、仕様、お問い合わせ先、その他の情報は発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また、記載されている計画、目標などはさまざまなリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。



---------------------------------------------------------------------
<<製品に関するお問合せ先>>
TEL:info@allied-telesis.co.jp
URL:https://www.allied-telesis.co.jp
---------------------------------------------------------------------

<< ニュースリリースに対するお問合せ先>>
アライドテレシス株式会社 マーケティングコミュニケーション部
E-mail: pr_mktg@allied-telesis.co.jp
TEL:03-5437-6042 URL:https://www.allied-telesis.co.jp
アライドテレシス株式会社 東京都品川区西五反田7-21-11第2TOCビル

この企業の関連リリース

この企業の情報

組織名
アライドテレシスホールディングス株式会社
ホームページ
http://www.at-global.com/
代表者
サチエ オオシマ
資本金
1,001,900 万円
上場
東証スタンダード
所在地
〒141-0031 東京都品川区西五反田7-21-11 第2TOC ビル
連絡先
03-5437-6000

検索

人気の記事

カテゴリ

アクセスランキング

  • 週間
  • 月間
  • 機能と特徴
  • Twitter
  • デジタルPR研究所